大原櫻子と秦基博

 歌手で女優の大原櫻子(21)のニューシングル「マイ フェイバリット ジュエル」(8月9日発売)の表題曲の作詞・作曲プロデュースをシンガーソングライターの秦基博が担当した。大原は、秦のヒット曲「ひまわりの約束」が「大好き」で、念願叶ってのコラボ。大原は「大変嬉しい」と喜んでいる。一方の、秦は「大胆さと繊細さを綯い交ぜにしながら、日常に息づく大原さんの歌を楽しんでほしい」とコメントしている。

 大原はもともと、秦のヒット曲「ひまわりの約束」が「大好き」で、あるテレビの音楽番組に出演した際に、秦と「ひまわりの約束」をコラボした。その後も何度か、テレビ番組で会う機会もあり、秘かに縁を感じついたという。その中で、大原は秦のライブパフォーマンスを生で観たいと、昨年6月に東京国際フォーラムでおこなわれたワンマンライブや、その数カ月後の横浜アリーナ公演を観覧。そうした交流を経て、今回のコラボが実現した。

 楽曲制作に至っては、昨年末に「メロディ」が届き、今年に入り大原の仮歌入りの音源が秦へ届けられた。タイトルやサビの部分で象徴的なキーワードとして出てくる「ジュエル」というワードに関しては、2人で直前まで意見交換をおこなった。歌入れ最終日には秦も駆けつけ、細かなニュアンスを伝えるなどして、歌を録り直したという。

 大原は完成した曲と作業を振り返り、以下の通りに述べている。

 「秦さんとは番組で何度かお会いしているご縁があり、そして、楽曲のファンでもありました。なので、今回このような形でコラボさせていただけること、大変嬉しく思います。初めてメロディを聴いた時、爽やかで優しさに溢れている曲だなと感じていました。二度、秦さんのライブにお邪魔させていただいたことがあり、その時、しばしば感じた空気感をこの曲からも感じました。私の歌の成分から、その要素を出したいと思い、レコーディングに臨みました。聴いてもらったとき、その要素を匂わせられていたら嬉しいなと思います」

 一方の楽曲を提供した秦は「大原さんの歌声にあるポジティブで明朗な響きと、憂いや、寂しさの滲む情感をイメージしながら『マイ フェイバリット ジュエル』を書きました。大胆さと繊細さを綯い交ぜにしながら、日常に息づく大原さんの歌を楽しんでほしい」とコメントしている。

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)