元SMAPの草なぎ剛が6日放送のフジテレビ系『めざましテレビ』に出演。SMAP解散後の心境をはじめ、結婚やファッション、音楽について率直な本音を語った。

 同局の軽部真一アナウンサーとの対談形式で進行。軽部アナから2017年は「新たなスタートというのがあると思うんですよ」と尋ねられた草なぎは、「もともとSMAPだったので」と、昨年限りで解散したSMAPのことを自ら持ち出した。

 続けて草なぎは「グループじゃない、僕一人になったので、今までよりか責任だとかプレッシャーというのは、感じてないというと嘘になるのかなと思うけど」と率直な本音を語る。そのうえで、今の自分を見つめる草なぎは、「楽しめてる自分も今いるし、いいスタート切れてるんじゃないかなと思ってます」と自身の心境を語った。

 そして、番組では「10年後の未来予想図」とのテーマで草なぎから言葉を引き出していく。

 “役者”という切り口に対し、「自分のことを役者と思ったことないんですよ」と話す草なぎは「そんなのおこがましくて。さっきも話にあったんですけど、もともとSMAPだったので、色々やってきたじゃないですか、やってきたというか」と自身にとってSMAPの存在の大きさを語り、「もちろん演じるのは好きなので、10年後もね、もちろん、こういう仕事をやってたいし」と謙虚に自身の願望を話した。

 軽部アナから10年後に役者の仕事が増えている予感を持っているか尋ねられると、ドラマ出演などの仕事が多いことに触れた草なぎは「SMAPやってる時も多かったので、多くなっていくのかなとは思うけど」とSMAP時代から数多くの芝居をこなしてきた自身を見つめていた。

 続いて軽部アナは「ファッション」をテーマに据え、草なぎが1999年から5年連続でベストジーニスト賞を受賞し、殿堂入りしていることを紹介。軽部アナが「最初の殿堂入り」と語り掛けると、草なぎは笑顔で「最初は木村君なんですけど」と楽しそうな表情を見せた。

 そして、話題は「結婚」へ。草なぎは「変わらないのかなって気持ちもありますし、今の自分に満足しているところもあって」と語ったが、結婚への興味がないわけではない様子。他人から“良いお父さんになりそう”とよく言われるという草なぎは「でもなんか、そうじゃなくてもいいなと思った」などと結婚について強くは語らなかった。

 また、「音楽」については、ギターにハマっていることを紹介され、軽部アナから「やりたい思いがある?」と問われ、「あります」と肯定。撮影の空き時間にはギターの練習をしているという草なぎが、2014年に発表されたSMAPのアルバム「Mr.S」に収録されている草なぎのソロ曲「藍色のGANG」を演奏する姿が映し出された。

 草なぎは人前では緊張して弾けなくなると語り、「いざステージに立つと弾けなくなっちゃうので悔しいなと思って」と率直な心境を伝える。そして、“アーティスト活動”について、「芝居の延長でギターができたらなとか」と語り、軽部アナからソロとしての活動も「100%なくはないですね?」と問われると、笑顔を見せながら「そうですね」と答えていた。

 草なぎは現在、フジテレビ系ドラマ『嘘の戦争』で主演を務め、詐欺師役を熱演している。

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