『第67回NHK紅白歌合戦』は映画『シン・ゴジラ』とのコラボレーションしている。『紅白』の放送中、何度か司会の相葉雅紀と有村架純を遮って、ゴジラの現在状況の中継が。東京湾に巨大不明生物として出現したゴジラが劇中とは違い、渋谷に侵攻するという設定だ。

そして、ゴジラに対して戦う手段として対策チームが選択するのは「良質な歌をゴジラに聴かせること」。どうやってゴジラに歌を聴かせるか、それは渋谷で“ちょうど”おこなわれている『紅白歌合戦』にゴジラをおびき寄せる事なのだ。この作戦は『渋谷紅白迎撃作戦』と命名され、放送中に作戦が実行される。

この演出のために俳優陣を集めて、録りおろされた映像も有り、中々手の込んだコラボレーションとなっている。果たして『紅白』と『ゴジラ』はどうなるのか?こういったところにも注目したい。(文・小池直也)

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