TOKIO長瀬、都庁からの中継に「五輪に向けての想いも含めて演奏」

　【第67回NHK紅白歌合戦、30日、リハーサル３日目、NHKホール】TOKIOは今年、紅白23回目の出場で、ジャニーズとしては初となる東京都庁からの中継で「宙船（そらふね）」を届ける。「オリンピック・パラリンピックフラッグツアー」のスペシャルアンバサダーを務めるTOKIO。長瀬智也は東京五輪へ向け「その想いも含めて演奏します」と意気込んだ。

　都庁からの中継について長瀬は「年末はNHKホールからというのが恒例だったんですけど」と切り出すと「オリンピック選手の方にも来て頂いて。2020年の東京オリンピックに向けての想いも含めて演奏します」と意気込んだ。

　五輪旗が都内62区市町村を巡る「オリンピック・パラリンピックフラッグツアー」のスペシャルアンバサダーを務めるTOKIO。先日地元の東久留米市でのツアーイベントに出席した国分太一は「もう自分と山口くんは回っていて。現在進行形なんですけど、そのスタート地である都庁から『宙船』で中継できるというのは、またちょっと東京五輪に向けて勢いづくんじゃないかな、と思います」と東京五輪を紅白でも盛り上げていく姿勢を見せた。

　また、寒空の下での中継になるのではという質問に、長瀬は「バケツにお湯をはって、手をかざしながらね」とメンバーを見渡し「リーダー（城島茂）は末端冷え症ですから」とリーダーの城島を心配。その城島は「普段、島で色々やってるんで大丈夫です」と笑顔で答えた。

　国分は「NHKホールでは見せられないようなパフォーマンスとエンターテイメントを作れると思います」と中継ならではの特別な演出に含みを持たせると、長瀬も「NHKさんが考えてくれた演出も素晴らしいので、そこも楽しみにしてください」と演出にも自信をのぞかせた。

　また、今年を振り返り、城島は「アンバサダーにも選ばれましたし、『輪』って大事だなと思いました」と今年を「輪」という漢字で１文字で表した。（取材・松尾模糊）