“ももち”の愛称で親しまれ、カントリー・ガールズのプレイング・マネージャーを務める嗣永桃子が5日、来年6月30日をもってハロー!プロジェクト、カントリー・ガールズを卒業し、芸能界を引退することを明かした。嗣永は「たくさん悩んだ結果、以前から興味のあった幼児教育についてもっと勉強をして、いずれお仕事にしたいなという気持ちが大きくなりました」などと卒業&引退の理由を寄せている。

 嗣永は5日に自身のブログを更新。「今日はカントリー・ガールズ結成2周年の記念日です ここまで楽しく活動できたのも、いつも応援して下さるファンの皆様のおかげです ありがとうございます」とファンへの感謝から書き出した。

 そして、「そんななか、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私、嗣永桃子は来年の6月30日をもちまして、カントリー・ガールズ及び、ハロー!プロジェクトを卒業します」と綴った。嗣永は5日に都内で開催されたグループ結成2周年記念のコンサートで発表していた。

 嗣永は続けて、「この日は、私がハロー!プロジェクト・キッズ オーディションに合格し、アイドルになって丁度15年という節目の日です。つぎの新たな道に進もうと思い決断をしました」と″節目″の日であることを強調する。「カントリー・ガールズのプレイング・マネージャーに就任し『2.3年かけてメンバーを一人前にしていきたいと』と目標を掲げてから今日でちょうど2年です」と綴った。

 さらに、「カントリー・ガールズのメンバーのみんなが、どんどん成長していく姿を間近でみて、自分のことのように嬉しくなって…」と喜びを綴る一方で、「その反面、ちょっぴり寂しかったりもして(親離れ的な?笑)いろんな感情が入り混じるなかで、当初掲げた2.3年という月日が近づくにあたり、少しずつ自分の今後について考えることも多くなりました」と自身の中で様々な思いが膨らんできたことを明かす。

 そして、「Berryz工房が無期限の活動停止になり、同期のメンバーが自分の信じた道、やりたかったことに対しまっすぐ進んでいる姿にも後押しをされ、たくさん悩んだ結果、以前から興味のあった幼児教育についてもっと勉強をして、いずれお仕事にしたいなという気持ちが大きくなりました」と教育の分野に大きな興味を抱いているという。

 嗣永は「私は、本当にアイドルが大好きです!!」と言葉を寄せる。「もっと細かくいうと、アイドルをしている自分が大好きで、チヤホヤされて可愛いっていっぱいいってもらえる事が嬉しくて、たくさんの出会いがある事が楽しくて、ファンのみなさんと作りあげるあの空間が幸せで、言い出したらキリがないけど、とにかく大好きです!!!!!! なので残りの時間を今まで以上に大切にして、全力で楽しみたいと思います」と、″アイドル″であることに強い誇りを抱く心境を綴った。

 そして最後に、「突然の発表になりましたが、あと約8ヶ月、たくさんの方に感謝の気持ちを届けるとともに、私自身、完全燃焼できるよう今まで以上に頑張ります。引き続き、温かい応援よろしくお願いします!」と残りの時間を精一杯、アイドルとして全うしたい気持ちを伝えている。

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