SMAP草なぎ剛(42)が、SMAPの楽曲「この瞬間、きっと夢じゃない」と「ススメ!」について「前に一歩、踏み出す力をくれる曲」、「曲からパワーをもらう」と楽曲への特別な思いについて語った。

 12日、フジテレビ系『SMAP×SMAP』では「特別編」として、草なぎがアルピニスト・野口健氏を顧問に迎え、俳優の竹内涼真、山本裕典、竜星涼とイケメン登山部を結成。野口氏の思い出の山でもある、八ヶ岳登山に挑戦する様子を放送した。

 草なぎが登山に挑むのは、1998年、1999年の富士山、2003年の槍ヶ岳から約13年ぶり、4度目。八ヶ岳は、長野県の諏訪地域と佐久地域および山梨県の境にある山塊で最高峰の赤岳は2,899メートルの高さを持つ。野口氏が15歳の時に人生で初めて登頂した、思い出の山だという。

 野口氏は「10年、20年、山に登っていると自分がどこに向かっているのか、分からなくなってくる。そういう時に、僕はいつも八ヶ岳に帰ってくる」と、八ヶ岳が初心に戻れる大事な場所であることを明かした。

 人生で初めての登頂となる竹内は、頂上付近ではさすがに体力を消耗し「スマスマって大変ですね」と思わず愚痴をこぼした。草なぎは「大変なんだよ、これで4回目…」と改めて登山部の大変さを実感、さらに「みんなは若いわけ、野口さんは世界的なアルピニスト。ふざけんなよ! って感じだよ」と自分の置かれた過酷さを嘆いた。

 草なぎは「先を見ちゃダメなんだ、一歩いっぽ。こうやって躓いてもまたやり直せる」と登山と人生を照らせ合わせながら頂上を目指した。その草なぎが登山で聞きたい曲としてSMAPの「この瞬間、きっと夢じゃない」を選曲。その理由として「照れくさい話なんだけど、元気が出る。勇気をもらう。前に一歩、踏み出す力をくれる曲」とその思いを語った。

 さらにテンションを上げるための曲として、SMAPの「ススメ!」を持参したオーディオプレーヤーで部員たちに聞かせ、登頂に向け奮い立たせた。草なぎは「色んな困難や逆境があっても、めげずに前に一歩いっぽススメ! っていう。曲からパワーをもらいますね」とこの曲が自身に力をくれることを語った。

 ゴールである硫黄岳(2,760メートル)に無事登頂したイケメン登山部は、草なぎが作詞作曲した「mountain rock(マウンテン・ロック)」を草なぎの弾き語りとともに、全員で合唱した。

 視聴者からはツイッターなどで「山登りで聴きたいSMAPの曲、すごく納得」「つよぽん(草なぎ剛)SMAP好きすぎだねー!」と今も変わらぬSMAP愛に感動する声も見られた。

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