『バイオハザードV:リトリビューション』にゾンビ役を演じたことがある中島美嘉(撮影・桂 伸也)

『バイオハザードV:リトリビューション』にゾンビ役を演じたことがある中島美嘉(撮影・桂 伸也)

 歌手の中島美嘉(33)が12日、東京・六本木のニコファーレでおこなわれた、新作ゲーム『追憶の青』発表イベントに登場。全身徹底したゾンビメイクを施した衝撃的な姿を披露した。この日のイベントの様子は、LINE LIVEとニコニコ生放送にて生配信された。

 『追憶の青』はグリーのアプリ開発スタジオ・Wright Flyer Studiosが開発、LINEがマーケティングパートナーとして参画する新作アクションRPG。「運命に抗うアクションRPG」と銘打たれたこのゲームは、主人公「フリオ」と彼にかかわる人々が、それぞれ正義を抱えて戦乱を生き抜く重厚な世界観を背景にした作品。サービス開始は9月下旬とされているが、事前登録は本日付で70万人を突破、ゲーマーたちから大きな注目を集めている。

 この日の新発表事項の中で、中島が本ゲームではイメージソング「ビルカゼスイミングスクール feat. SALU」を歌うことが発表。これについてステージでは、中島のコメント動画が放送されたが、事前に中島美嘉の登場が発表されていた配信の方では「これだけなの?」と肩透かしを食らい不満げな様子のコメントラインが続出。

特殊メイクに3時間を要したという中島美嘉のゾンビ姿(撮影・桂 伸也)

特殊メイクに3時間を要したという中島美嘉のゾンビ姿(撮影・桂 伸也)

 ところが、さらに中島とのタイアップ事項として、ゲーム内に中島をモチーフとしたキャラクター「奇跡の歌姫 ミカ・ナカシマ」が登場することが追加発表、さらにそのキャラクターが「人々を癒やす存在だったが、ある日病気にかかってしまい、声を失うことに。そして、声を取り戻すためにある禁術を施したところ、失敗」し、ゲーム中でボスキャラ「ギガントミカゾンビ」となり登場することが発表されると、コメントラインは騒然。

 さらにそのグロテスクなゾンビへの変貌イメージが背景に映し出されていると、ステージでは本物の中島が、顔や腕などにかなり凝った特殊ゾンビメイクを施した姿で登場、ステージのゲスト陣を騒然とさせた。キャラクターのゾンビ化については中島から提案されたことが明かされ、さらにこの日「どうせ出るならメイクをして出たい」と自らゾンビ姿での登場を希望。中島はこの日一番に会場に入り、約3時間をかけてメイクを施していたことを明かした。

 その中島の、見事なまでのゾンビぶりには「プロ根性すばらしい」「すげ~!」などと絶賛のコメントが続出。また、中島が2012年に公開された映画『バイオハザードV:リトリビューション』にゾンビ役として登場した経緯から「ハリウッド女優ですから」「ミラ・ジョボヴィッチ(映画『バイオハザード』シリーズの主人公アリス役を担当)を呼ばなきゃ」と冗談交じりのコメントも多く流れた。

左手薬指には結婚指輪が光るが…(撮影・桂 伸也)

左手薬指には結婚指輪が光るが…(撮影・桂 伸也)

 ゲーム中で「ギガントミカゾンビ」は山中エリアに登場。そんな自身の登場キャラに対して、中島は「山の中で出会えたら嬉しいです。すごく強いらしいですが、ぜひ倒してください!」とこのコラボ企画をアピールした。

 また、ゲーム中の中島の登場に関する裏話として、本ゲームのプロデュースを担当したスガPは、中島がゲームに登場するという企画について「最初に旦那さん(バレーボール男子全日本代表の清水邦広選手)が、中島さんがゲームに登場するという話を聞かれたときに『絶対倒してやる』と言われたんです。するとそれを聴いた中島さんから、今度は『絶対に倒せないキャラにして』と言われまして…」と難攻不落のボスキャラが誕生した秘話を告白していた。(取材・桂 伸也)

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