少年隊の東山紀之(49)が、自身のストイックさのルーツがマイケル・ジャクソンとの出会いであったことを明かした。「この人に会うには、自分もストイックにならないといけないと思った」と語る東山は、マイケルが世間一般で思われてるような人ではないことも告白、彼の天然エピソードなどを語った。

 東山は28日深夜放送された、テレビ朝日系『関ジャム 完全燃SHOW』にゲスト出演。2009年に多くの人に惜しまれながら、50歳で亡くなった世界的大スター・マイケル・ジャクソン。実際に面識もあった、東山が全面監修したという「マイケル・ジャクソンのココは知ってほしい!!」と題された企画で、マイケルとのエピソードや彼のダンスの解説、楽曲のルーツなどを東山自ら語った。

 1987年~1989年にかけておこなわれた、マイケルの世界ツアー『Bad World Tour』の米ニューヨーク州、マディソン・スクエア・ガーデンでの公演を観覧したという東山。偶然にも、その日宿泊したホテルが同じで隣同士の部屋だったという彼らは、公演後にマイケルからの誘いで彼の部屋を訪れたという。

 3時間ほどの公演を終えたばかりのマイケルの部屋を訪れた東山は、部屋でも踊り続けているマイケルを目撃。さらに、その踊る姿をショーン・レノン(ジョン・レノンの息子)がビデオ撮影していたという。汗が床に散らばって、びっしょりになりながらも踊り続けるマイケルを見て、東山は「あの時に僕、この人に会うには自分もストイックにならないといけない、と本当に思った」と当時の衝撃を振り返った。

 番組レギュラーの関ジャニ∞村上信五は「そこの精神的な影響も受けていらっしゃるんですね」というコメントに東山は「その時に、本当に自分は変わらなきゃいけないと思って」とマイケルとの出会いが、今の彼のルーツであることを明かした。また当時、東山は1日にどれくらい練習するのかマイケルに尋ねると、「踊れなくなるまで」と答えたという。

 番組にゲスト出演した、フットボールアワー後藤輝基は「どんな人だったんですか、マイケル・ジャクソンって」と東山に質問すると「(世間一般で)言われてるような人じゃないですよ、ごくごく普通」と答え、靴を脱いでダンス練習していたマイケルの足元を見たとき、右側だけ靴下が逆さになっていた天然エピソードも紹介した。

 東山は、現在も体脂肪率は9%台をキープ。雑誌のインタビューなどでも、1カ月に100キロ走るというのが自分に課したルールだと語っている。腹筋は1日に1000回、20年以上欠かさず続けているという。こうしたストイックさが、一流であり続けるための唯一の秘訣なのかもしれない。

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