「RUN and RUN」のMVが話題のlyrical school

「RUN and RUN」のMVが話題のlyrical school

 女性6人組HIPHOPアイドルユニットのlyrical school(通称リリスク)が、27日にシングル「RUN and RUN」でメジャーデビューを果たす。デビュー前に公開された同楽曲のミュージックビデオがネット上で話題になっているという。HKT48の指原莉乃(23)は「リリスクさんのMVすごいかわいい!!」とツイートし、作家でタレントのいとうせいこうなども言及、著名人からの高い注目もあるようだ。

 5日に公開された、同楽曲のミュージックビデオが、「すごすぎる!!」「MVの新しい歴史が刻まれた」「作った人天才」とネット上で大きな話題となり、その勢いは海外にまで派生している。スマートフォンでの鑑賞を前提としたこのビデオは、近年増えつつある“縦型動画”でのMV。ホーム画面にメンバーが現れ、カメラ機能、facetime、vine、Vimeo、ツイッターなど、ありとあらゆるアプリケーション機能を使い、曲と連動して歌詞や本人達が出現。まるで自分のスマートフォンがジャックされ勝手に操作されているような感覚になる。

 ビデオが公開されると、ネット上で瞬く間にビデオは拡散。公開して間もなく、ヤフージャパンのトップニュース、LINEニューストップ、ツイッターのトレンドワード1位をそれぞれ獲得。VimeoでのSTAFF PICKに選定され、再生数は3日間で合計80万再生を突破(Youtube含む)。海外メディアでもそのクオリティの高さから賞賛の声が絶えない。

 著名人もリリスクに注目している。HKT48の指原莉乃は「リリスクさんのMVすごいかわいい!!」とツイート、ミュージシャンの曽我部恵一、スガシカオ、作家でタレントのいとうせいこう、漫画家の久保ミツロウさん、うすた京介さん、SHARPのオフィシャル企業アカウント、トイストーリ3の監督をつとめたリー・アンクリッチ氏なども言及しており、ジャンルを超えた注目度が伺える。

 リリスクはRUN and RUNを引っ提げ、28日に川崎クラブチッタでワンマンライブを行う。

◇lyrical schoolとは 2010年に結成。ayaka,minan,hime,yumi,mei,amiの6人からなるGirl’s Rapのパイオニアグループ。結成当時は清純派HIPHOPアイドルユニット「tengal6」として活動しネットニュースを賑わすカオス的な存在だった。タワーレコードに移籍後グループ名を現在の「lyrical school」と改名し、地道にLIVE活動とCDプロモーションを続け着実に進化中。2014年の夏にはtofubeatsプロデュース『FRESH!!!』を引っさげ、ROCK IN JAPAN FES2014,SUMMER SONIC 2014にも出演を果たす。2015年12月現在でシングル8枚、アルバム2枚をリリース。中でも2014年10月に発売したシングル「PRIDE」はオリコン週間シングルランキング(総合)にて9位を記録。また2015年5月より初の全国ツアーを開催、7月25日にはツアーファイナルと称しグループ史上最大規模となるワンマンライブをZeppDiverCityで開催するなど、現在シーンにおいて最も注目されている唯一無二の6本MIC。満を持して2016年4月27日にメジャー・ファースト・シングル「RUN and RUN」でメジャーデビュー。2016年5月28日からは自身初の主演映画『リリカルスクールの未知との遭遇』がシネマート新宿を皮切りに順次全国公開。

「RUN and RUN」/lyrical school

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