<紅白リハ>X JAPAN【1】

YOSHIKIのそばで歌うToshl。その横にはHIDEさんとTAIJIさんのギターとベース。ステージ後ろでは生前のHIDEさんの映像が流れる

 X JAPANが30日、第66回NHK紅白歌合戦(31日、午後7時15分)のリハーサルに臨んだ。1997年に「Forever Love」を歌唱して以来18年ぶりとなる紅白舞台。リハーサルでは、ステージ上に亡くなったメンバーのHIDEさん(G)とTAIJIさん(B)のギターとベースをそれぞれ飾り、「7人」でパフォーマンスをした。

 18年ぶり6度目の出場となるX JAPANは「紅白スペシャルメドレー ~We are X!~」を届ける。この日のリハーサルでは、生前のHIDEさんとTAIJIさんの映像がバックで流れるなか、YOSHIKI(Dr、P)が華麗なピアノとパワフルなドラムさばきを披露。その傍らでToshlが歌い捧げた。また、PATA(G)、HEATH(B)、SUGIZO(G)もダイナミック且つクールに奏でた。

 冒頭で、YOSHIKIがXコールを求めると、ステージ横にいたゴールデンボンバーが笑顔でXポーズをして「X」と叫び、盛り上げた。

 その後に行われた囲み取材では、YOSHIKIが「タイムマシーンに乗ってきたみたい。世界を回っていたので、やっと日本に来た」と久々の紅白の印象を語ると、「(紅白出場は)光栄ですね。前回はHIDEもいたのでジーンときた。HIDEもTAIJIも一緒に7人で復活しよう、そして未来に向かっていこうという思いがあります」と語った。

<紅白リハ>X JAPAN【2】

Xポーズで撮影に応じるX JAPAN。SUGIZO(右)は足でも「X」

 YOSHIKIの過激なパフォーマンスにも注目が集まるが「出入り禁止にならないように。せっかく復活したのにこれで(紅白の出場が)最後にならないよう、限度のある過激なパフォーマンスをしたい」と笑顔。リハで巨大衣装の小林幸子のパフォーマンスを目にして「インパクトがある。負けないように濃い時間にしたい」と語った。

 この後の活動については「いろいろとドラマが多いのでどうなるかは分からない」としつつも、3月12日の英国・ウェンブリーアリーナでのアルバムリリースパーティーとアルバム発売に向けて「頑張っていきたい」とした。

 リハーサル前に行われた紅白出場者全員がステージ上に一堂に会する顔合わせでは、今年で紅白を卒業する森進一がYOSHIKIに歩み寄り、挨拶する姿もあった。

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