NHK BS1「ワースポ×MLB」などに出演するキャスターの菊池柚花が2日、千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催の「J:COMスペシャルデー」で始球式に“初”登板した。番組で共演経験のある澤村拓一投手を捕手に綺麗なフォームから勢いのある球を投げ込んだがホーム手前でワンバンに。ノーバン投球とはならなかったが「本当に幸せでした」と満足の表情を浮かべた。

 【動画】黒木コーチ伝授の投球フォームで投じる菊池柚花。その後の囲み取材

 「J:COMスペシャルデー」と銘を打った「千葉ロッテマリーンズ」対「東北楽天ゴールデンイーグルス」戦前の始球式に登板した。事前に黒木知宏投手コーチからピッチング指導を受けた。「黒木さんから『4シームで投げる時に2本の指を強く押し込むように。ひじが前に出ないようにハイタッチするような感覚を忘れないように上から投げると良いよ』とアドバイスを頂いて、フォームがガラッと変わりました」

 大きく振りかぶり左足を上げ90度の角度に。黒木氏の教えを実践するように腕を上から振り下ろすように力強く振った。残念ながらノーバンとはならなかった。悔しがりながらも「黒木さんに教えてもらって投げられることが出来ました。感謝しています。ここからまた頑張りたいです」

 今回捕手は澤村投手、バッターを池田来翔選手が務めた。「こんな光景が見られるとは思ってもいなかったので色んな感情が込み上げてきました」。特にミットを構える澤村投手の捕手姿は大きく感じた。「近くで会った時も大きいと思いましたがその時よりもマウンドから見たら更に大きく見えて。ミットをがっちり構える姿が頼もしく思いっきり投げ込むことが出来ました」

 そんな澤村投手からは登板後「ナイスピッチングだった」と褒められたそう。この日のユニフォームの背番号は、そんな澤村投手、そして黒木コーチの現役時代につけていた「54」。「重みを感じます」と照れる菊池だが、今度はノーバン投球へ。「もし澤村さんがOKならぜひ!」と澤村投手を“女房”役にリベンジを誓った。

菊池柚花

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