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山本千尋、制服姿で剣技披露 初の一日警察署長に「背筋が伸びる思い」
山本千尋が7日、警視庁志村警察署で自身初の一日警察署長を務め、集まった子供達を前に交通安全ルールの大切さを呼び掛けると共に、世界大会優勝の腕を持つ中国武術の剣技を披露した。
やや緊張した面持ちで、志村警察署長から委嘱状を受け取った後、交通安全宣言を行った。一日警察署長を務めるのは今回が初。制服に袖を通し「背筋が伸びる思いです」と照れた。
挨拶代わりに制服姿で中国武術の剣技を披露した。3歳から中国武術を習い、数々の世界大会で優勝。JOCジュニアオリンピックでは長拳・剣術・槍術の3部門で3連覇の実績を持っている。昨年放送された大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でのアクションも話題を集めた。
そんな山本による剣技に会場は割れんばかりの拍手。食い入るように見ていた子供達に、「私の小さい頃はサッカーや野球などメジャーなスポーツに憧れる子が多くて、中国武術って何だろうと思われるかなって。でもまっすぐな目で見てくれて心が打たれました」と感激の様子。
イベントでは、地元吹奏楽部が演奏を披露した。その様子を鑑賞し「心を打たれました。若い方が頑張っている姿は素敵でとてもいい時間を過ごさせて頂きました」と目を輝かせた。
「交通安全教室」では、自転車運転時のヘルメット着用やライト点灯などの大切さを参加者と共有した。「一人ひとりの思いやりや、自分の身は自分で守る意識、そして最近は交通安全グッズが充実しているのでそれらを活用して頂きたいです」と呼び掛けた。
改めて「自転車安全利用五則は小学生の頃に学んだという記憶がありますが、大人になってから改めて学ぶことも大切だと思いました。ルールも、チェックも大切。小さいお子さんは早くから自転車に乗られるので意識して頂きたいと思いました」と再度、お願いした。