flumpool阪井一生が作曲プロデュースし、ボーカリストに月川玲を迎えた楽曲「ツキニウタウ」のミュージックビデオが8日、YouTubeで公開された。

 【動画】公開された「ツキニウタウ」MV

 「ツキニウタウ」は、阪井が様々な作曲活動を行っている中で、自身のバンドflumpoolとしてよりも女性ボーカリストにフィットする楽曲が出来上がり、レーベルメイトでもある4人組バンドHi Cheers!でBa&Voを担当し2ピースバンドYABI×YABIのメンバーNagongとしても活動している月川玲の声を以前から気に入っていたため、月川に歌唱と作詞をオファーしたことでうまれたラブバラード。編曲としてWEAVER杉本雄治も参加している。

 この度公開された「ツキニウタウ」のミュージックビデオは、楽曲タイトルにもある“月”が全編通して象徴として登場し、歌詞に綴られている恋に臆病でありながらも、純粋で熱い恋心を胸に秘めた女性目線の想いを、様々なシチュエーションで月川玲が歌いあげる姿が印象的な作品に仕上がっている。監督は、横山航。

「ツキニウタウ」MVサムネイル

 また「ツキニウタウ」とともに6月1日に同時リリースされた「ツキニウタウ〜未来日記ver.」は、現在好評配信中のNetflixリアリティシリーズ『未来日記』シーズン2のエンディングで劇伴として使用されている楽曲。

 こちらは、もともと『未来日記』シーズン2の劇伴をシーズン1に続き阪井が担当しており、「エンドロールで、女性目線の歌詞と女性ボーカルの歌が入った劇伴を流したい」と考えていた番組サイドが、阪井のストックされていた既存のデモ曲の中から「ツキニウタウ」を気に入り、未来日記バージョンとしての音源制作をオファー。そのままこちらのバージョンも月川玲が歌唱を担当し、未来日記シーズン2の内容に合わせた作詞も担当することになった。

 TikTokでは、番組配信直後から月川玲考案の“なよたけちゃん”なるキャラクターが「ツキニウタウ〜未来日記ver.」の一部を歌唱しているコンテンツが投稿されており、なよたけちゃんの声は誰が担当しているのか、という声が一部SNSで上がっていた。

 オリジナルバージョン「ツキニウタウ」は、フルバンドでのサウンドメイキングに対して未来日記バージョンはアコースティックサウンドでアレンジされている。また歌詞もそれぞれ目線の違うラブソングに仕上がっている。

 『未来日記』は約20年前、TBSのバラエティ番組から生まれた恋愛リアリティ企画で、シーズン2のテーマは“三角関係”。友情か恋愛か、究極の選択を迫られる男女の恋と決断が描かれ話題となっている作品。

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