赤楚衛二(写真提供=NHK)

 俳優の赤楚衛二が、2022年度後期NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演する。連続テレビ小説初出演となる赤楚は「大変光栄に思います」とコメント。

 『舞いあがれ!』ではヒロインの舞が、パイロットの夢をあきらめ新たな夢を見つけていく。ものづくりの町・東大阪で町工場を営む父・浩太と母・めぐみ、そして兄・悠人との4人暮らしの舞。引っ込み思案だったが、自然豊かな長崎の五島列島にいる祖母・祥子の元を訪れ、五島列島の広い空に風を受けて力強く舞いあがる「ばらもん凧」に魅入られる。あんな風に空高く飛びたい、空へのあこがれは、パイロットになる夢へとふくらんでいく。本物のパイロットになるべく努力を重ねる舞だが、想像以上に厳しい道のりが待ち受ける。東大阪で実感する「ものづくり」の喜びと、自然とともに生きる離島での暮らし。2つの故郷である東大阪と五島、それぞれの土地に暮らすさまざまな人との絆を深めた舞は、やがて新しい形で空への夢を見つけていく。

 8日にヒロイン岩倉舞を演じる福原遥がクランクイン。ヒロイン・岩倉舞の幼なじみ梅津貴司(うめづ・たかし)を連続テレビ小説初出演となる赤楚が演じる。

 岩倉家の隣にあるお好み焼き屋「うめづ」の息子で、舞と同い年。気は優しく好青年だが、「ふつう」になじめない性格。幼い頃に古本屋で詩と出会って「ことば」を紡ぎ出すことに興味をもち、やがて舞にとって心のオアシスのような存在になっていく。

 赤楚は「今回、連続テレビ小説に初めて出演させて頂き、大変光栄に思います。僕の演じる貴司はとてもセンシティブで自分の世界を持っています。夢に向かって生きる舞ちゃんの幼なじみとして、肩肘張らずに背中を押してあげられる存在になれたらいいなと思っています。見終わったあとに皆様がすてきな一日を過ごせるような作品になりますよう頑張ります!」と意気込みを語っている。

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