Base Ball Bear新シリーズライブ決定、そのプランとは?小出が語る
新ライブシリーズの開催が決まったBase Ball Bear
ロックバンドのBase Ball Bearが29日、新シリーズライブ『シリーズ“LIVE IN LIVE”&Tour「二十九歳+一」』の開催を発表した。同日に東京・Zepp DiverCity Tokyoで行われたツアー『二十九歳』追加公演のアンコール時に、ボーカルの小出祐介が発表したもの。
これまでに、シリーズライブとして「日比谷ノンフィクション」等を行ってきた彼らが、新シリーズライブ「シリーズ“LIVE IN LIVE”」の開催ともあり、どのようなコンセプトライブになるのか、期待が高まる。この件について小出は以下の通りにプランを語っている。
――2014年11月29日、アルバムツアーである「Tour 二十九歳」を無事に終えることができました。このツアーのMCで度々触れていたのですが、Base Ball Bearは、インディーズ時代から数えると150曲ほどの持ち曲があるバンドです。毎回セットリストを決める度に、あれもやりたいこれもやりたいとなりますし、また、あれが聴きたいこれが聴きたいという声もいただきます。
ですが、どう考えてもそれらすべてを2時間のライブに詰め込むことは不可能です。実際、持ち曲の8分の1くらいしか演奏出来ないわけです。新曲はこれからもどんどん作っていくでしょうから、自ずと演奏したくても出来ない曲もどんどん増えていきます。
そこで。「シリーズ“LIVE IN LIVE”」と題しまして、これまでの楽曲を万遍なく演奏し、そして、それを聴いていただくためのライブシリーズを定期的にやっていこうと思います。
例えば、「リクエストのみで構成されるライブ」「ラブソングのみで構成されるライブ」「B面の楽曲のみで構成されるライブ」「過去のアルバムの再現ライブ、もしくは、過去のアルバムツアーを現在の考え方で構成してみるライブ」…などのように、毎回コンセプトを決めて構成を組んでいこうと考えています。
タイトルの意味は「LIVEのなかで生きる」みたいな感じでしょうか。英語わかんないので文法とか合ってるかわかんないけど。笑 そんなニュアンスで。
僕らがこういう企画を立ち上げようと思ったのは、「Tour 二十九歳」を通して、バンドがやっとバンドらしくなったと思えたからです。はっきり言って、僕らは現在、とても良い状態です。
今であれば、10代の時に作った曲もさらにフレッシュに演奏できるかもしれない。20代の曲からさらに奥行きを引き出すことができるかもしれない。そんな気がしています。僕らにとっても、みなさんにとっても、何か新しい発見になればいいですね。お待ちしております。
あと、2015年春には「Tour 二十九歳+一(プラス ワン)」と題したツアーを行います。「二十九歳」に年齢だけではなく、次のバンドのモードをプラスしたいと思っております。引き続きどうぞよろしくお願い致します。――