『日本ホラー映画大賞』第1回受賞式

 KADOKAWAが主宰する『第1回日本ホラー映画大賞』の受賞式が26日、都内の映画館で行われ、大賞に下津優太監督の『みなに幸あれ』が選ばれた。

 ホラージャンルに特化させたフィルムコンペティションで、令和の新しいホラー映像作家の発掘・支援を目指す。“ホラー”ジャンルに絞った一般公募のフィルムコンペティションは日本初という。

 ホラー映画の名手・清水崇監督が選考委員長を務め、選考委員には、女優・堀未央奈、映像クリエイター・監督・声優・FROGMAN、Base Ball Bearの小出祐介、映画ジャーナリスト・宇野維正氏が務めた。

 栄えある第1回大会の大賞には、下津監督の『みなに幸あれ』が選ばれた。清水監督は「価値あるし、センスも才能も感じる」と高く評価した。

 その後に行われた選考委員会による講評では、選考の舞台裏が明かされた。この中で清水監督は「ここからまた、いわゆるJホラーの第二弾が来たぞ。第二のウェーブが来たぞ、『呪怨』でも『リング』でもないものが来たというものが生まれる土壌なればと望んでいます」と期待を寄せた。

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