左から清水崇監督、川添野愛、平岡祐太、西畑大吾、生駒里奈、水石亜飛夢、祷キララ

 西畑大吾(なにわ男子)、生駒里奈、平岡祐太、水石亜飛夢、川添野愛、祷キララ、清水崇監督が24日、都内で行われた映画『忌怪島/きかいじま』(6月16日公開)完成報告船上イベントした。

 映画『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』の「恐怖の村」シリーズを生み出した東映と清水崇監督が手がける最新作。「島」という閉鎖空間を舞台に「VR」の世界を表現。「VR」研究チーム“シンセカイ”に次々と降りかかる不可解な死と謎、解き放たれた「赤い女」の怨念、真っ赤に染まる島。現実と仮想という2つの空間で恐怖が待ち受ける。

 この日のイベントは東京湾からお台場を望む水上バスの船上で行われた。

 不可解な連続死の真相を追う主人公・片岡友彦を演じる西畑大吾は本作で初のホラー映画主演を務める。「すごく怖かったです。監督から言われた言葉が『試写で主演がこれだけ怖がっているのは初めて』と言われて」と頭をかいた。

西畑大吾

 撮影は2022年4月〜5月に奄美大島を中心に行われた。友彦と同じ「VR」研究チーム“シンセカイ”のメンバー・深澤未央を演じた生駒里奈は「楽しかったです!」と振り返り、“シンセカイ”最年長メンバー・山本春樹を演じたは平岡祐太は「3週間のロケで撮影したのは7日間。ずっと雨で僕のシーンが撮れなくて…」とぽつり。

生駒里奈

平岡祐太

 ただ生駒からは「やり尽くしたって」、清水監督も「もうやることがないって」と休みが続きすぎてやることがなくなったとぼやいていたと暴露。対する生駒はロケ地に入る前までは「日焼けしたくない」と語っていたそうだが「ネガティブからポジティブになりました!今度行ったら海に行きたい!」と心境の変化を明かした。ちょっと問題児な“シンセカイ”研究員・北島弘治役の水石亜飛夢も「旅行気分でした!」とにっこり。“シンセカイ”メンバーのまとめ役・三浦葵役の川添野愛も満喫したことを明かした。

水石亜飛夢

川添野愛

 一方の本作のホラーアイコン・「イマジョ」を演じた祷キララは対照的だった。「初めてのお化けの役でメイクに4時間、落とすのに1時間かかって…減量も撮影が終わるまで続けて…だんたん暗くなっていって」とストイックに役と向き合ったそうだ。その反動もあってクランクアップの時にはメイクもまだ残るなか西畑とビールで乾杯。西畑は「その時の顔が忘れられない」と振り返った。

祷キララ

 この日のイベントが、水上バスの船上ともあって、海風が強く吹き付けるなかでのイベントとなった。トーク中は追い風を浴びていた登壇者たち。西畑は最後に「映画がこの追い風に乗って勢いがついたら!」と目を輝かせた。さらに、降壇時には報道陣に向けて「暑かったので水分補給して下さいね!」と気遣いの言葉を送った。

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