音楽
若旦那はなぜ尾崎の「シェリー」をカバーしたのか、須藤晃との対談で明らかに
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対談を行った若旦那(左)と須藤晃さん
レゲエミュージシャンの若旦那(38)が、音楽プロデューサーの須藤晃さん(62)と特設サイト(waka-d.jp/posts/view/59598)で対談を行っている。須藤さんは、92年に亡くなった尾崎豊さん(享年26)の音楽制作におけるパートナーで、数々のヒット曲に携わってきた。
若旦那は12日発売のソロワーク3作目のアルバム『WAKADANNA 3 ~絶対に諦めないよ、俺は!!~』で、尾崎さんの楽曲「シェリー」をカバーしている。同アルバムには、渋谷系からアーバンヒップホップ、パンクロック、ロカビリーと、様々なジャンルが収められているがその中でも異彩を放っている「シェリー」。
なぜ尾崎さんの楽曲なのか、そしてなぜ「シェリー」だったのか。その理由がうかがえるヒントとして、須藤さんは対談のなかで以下の通りに語っている。
――“シェリー”って自問自答の曲。全部自分に向って言っているんです。若旦那の今回のアルバムの曲もそうなんですよね。尾崎さんと若旦那の共通点って言うと変だけど、「表現する」っていうことに関しての自分自身にとっての意味が、ふたりは同じなんだと思います。そういうことを感じたのが“シェリー”を薦めた理由です。――
このほか、若旦那の尾崎さんの楽曲との出会いや、須藤さんによる当時の“尾崎音楽”の反響から音楽に対する考えまで、4600文字を超える文章量で余すことなく伝えている。