[写真]初音ミク初のNY公演を放送

米国ニューヨークで行われた初音ミクのライブの模様

 バーチャルシンガーの初音ミクが10月18日に行った初の米国ニューヨーク公演の模様が11月22日午後7時15分からWOWOWで放送される。

 今や世界的に人気を博している初音ミク。今年、その初音ミクの創作文化を世界に向けて発信するイベント『HATSUNE MIKU EXPO』が世界各地で開催されている。このイベントは、企画展示とライブを併催したものとなっており、今年10月には米国・ロサンゼルス、ニューヨークでも実施された。

 その中でもひとつのハイライトとなる、初音ミク初のニューヨーク公演が、10月17・18日にマンハッタンにあるハマースタイン・ボールルームで行われた。

 ■盛況だった初音ミク初NY公演

 10月18日、開演30分前にはすでに、1階のスタンディング・フロアーは観客でうめつくされていた。コスプレをしたファンも多かったが、いわゆるコアなファンのみならず、普通の小中学生が親と一緒に来ている家族連れも多く見かけられた。

 入口で観客にもれなく、ペンライトが配られる。開演時間が近づくにつれ観客の興奮が高まり、皆がペンライトを振り回し始め、フロアーでブルーグリーンの光の波を作った。そしていよいよオープニングのVTRが流れると大歓声が上がり、初音ミクが現れた。

 幕開けは、米国での『HATSUNE MIKU EXPO』の公式テーマソングである「Sharing The World」。この曲は、10月8日にアメリカの人気長寿トーク番組『ザ・レイトショー・ウィズ・ディビッド・レターマン』にゲストミュージシャンとして初出演したときにも披露された。

 ライブの後半に入ると、今度はミクが英語でMC。英語で話しかけるミクに、オーディエンスは即答せずにいられない。フロアーがさらに熱気を帯びた。そして大盛り上がりの中、ライブは終了。客電がついても興奮がさめやらず、余韻にひたりフロアーにたたずんでいる人が多かった。

 ライブは、ミクたちのボーカルとダンスに加え、ギター、ベース、キーボード、ドラムを担当するバンドメンバーの熱のこもった演奏がロックしていて素晴らしいものだった。それぞれの曲に合わせたライティングや映像の力もインパクト大。3Dで映し出されたバーチャルシンガーが主役のコンサートは、音楽の未来を予感させるエンタテイメントだった。

 ■初音ミクの関連番組も

 初音ミク初のニューヨーク公演を映像に収めた『HATSUNE MIKU EXPO 2014 in New York ~Live~』は、WOWOWライブで11月22日午後7時15分からオンエア。また、11月22日午後6時45分からは、初音ミクの生みの親であるクリプトン・フューチャー・メディア代表取締役・伊藤博之氏にインタビュー。

 多角的な活躍を見せる初音ミクの歩みを聞いた『極上のエンタメ世界へようこそ! 初音ミクの創作世界』と、バーチャル・シンガー 初音ミクのこれまでの歩みと、11月1日に行われた『TOUCH!WOWOW』特別企画の加入者限定ライブの模様を織り交ぜた『初音ミク×TOUCH!WOWOW2014 スペシャル』の2番組も放送される。

<番組情報>
「HATSUNE MIKU EXPO 2014 in New York ~Live~」
11月22日(土)よる7:15[WOWOWライブ]
http://www.wowow.co.jp/miku/

<関連番組>
「極上のエンタメ世界へようこそ! 初音ミクの創作世界」
11月22日(土)よる6:45[WOWOWライブ]※無料放送

「初音ミク×TOUCH!WOWOW2014 スペシャル」
11月22日(土)よる7:00[WOWOWライブ]※無料放送

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