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 今月末にSKE48を卒業する野島樺乃が14日、SKE48劇場でソロ公演を開催。アンコールでは、卒業後に所属して活動することが決まっているユニット「&」(アンド)の楽曲をメンバーと共に初披露した。

 野島は2015年3月に7期生としてSKE48に加入。6年前、野島がSKE48のオーディションで歌った「未来とは?」で3度目のソロライブは幕を開けた。この曲は7期生お披露目の時には野島がセンターを務めた曲でもあり、続けて「彼女がいる」、「制服を脱ぎたくなってきた」と思い入れのある曲を披露。「花の香りのシンフォニー」は、ファンの方々の投票により歌唱メンバーに選ばれた大切な曲だ。

 次のコーナーでは、同じチームSのリーダー松本慈子と、同期の太田彩夏と登場。「アイドルの野島樺乃だからこそできるソロLIVE」をと、カッコイイ「制服レジスタンス」、セクシーな「抱きしめられたら」、キュートな「ハート型ウイルス」を、次々に衣装を替えて披露。「やりたい放題やらせていただいて、満足です!」と笑顔を見せた。

 アイドルらしいAKB48グループの楽曲を詰め込んで、「皆さんが帰るときに楽しかったなとか、もう1回観たいなと思ってもらえるLIVEだったら嬉しい」と、本編最後に「不器用太陽」をしっとりと歌った。

 アンコールでは暗転した会場に、白いドレスシャツに黒のボトムスのクールな衣装で&が登場。ティーザー映像で流れていた「#tokyo(ハッシュタグトウキョウ)」、夏らしい清涼感あるサウンドの「Eenie, meenie, miney」の2曲をパフォーマンスし、メンバー4人した。

 そして野島は、「第1回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」で優勝した野島のために書き下ろされた曲「夢の在処へ」で、力強い歌声を響かせ、「あなたがいてくれたから」を気持ちを込めて歌うと、思わず涙ぐんでしまいながらソロライブを締めくくった。

野島樺乃:コメント

 3回目のソロライブをこうして開催できたことは当たり前じゃないことなので、スタッフの皆さんとファンの方々には本当に感謝しています。最後のソロライブがSKE48劇場だったのは、SKE48も原点は劇場ですし、その劇場で私も1stソロライブをやらせていただいたので、もう1回スタートの地に戻って、改めて自分で幕を下ろしたいなと思ったからです。劇場の良さはファンの方々との近さだと思いますし、皆さんの温もりもたくさん感じられました。配信で観てくださる方もたくさんいたと思うんですけど、いつも応援してくださり、本当にありがとうございます。

 (&の初披露については)自分たちが夢に見てたステージがあっという間で、一瞬で本番を迎えてしまって。みんなすごくドキドキしていたけど、「楽しむことが一番!」ってステージに上がる直前に、全員でお互いの背中を叩きあったりして、お披露目の時点からチームワーク抜群じゃないかなと思いました。会場の皆様は、最初は誰だろう?って感じだったんですが、みんな興味津々な感じで観てくださっていて、一緒に拍手してくださったのも一つのライブ空間が出来上がった感じがして、すごくよかったんじゃないかなと思います。

 女性ヴォーカルグループとして、いろいろな方々に一人ひとりが必要としていただける、そんなグループになっていければと思っているので、初心を忘れず、人とのつながりを大切に、感謝を忘れず、上を目指していけるグループになれればいいなと思います。

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