緊張のラウール

 ラウール(Snow Man)、吉川愛、堀田真由、濱田龍臣、坂東龍汰、岡本夏美が18日、都内で、映画『ハニーレモンソーダ』(7月9日公開、神徳幸治監督)のイベント『ハニレモ(ハートマーク)しゅわきゅんサマー開幕式』に臨んだ。

 【写真】かっこよすぎる!ラウール扮する三浦界(場面写真)

 村田真優氏の同名大ヒット少女コミックが原作。髪をレモン色の金髪に染め、基本的には塩対応だが、実は誰よりも優しい“レモンソーダ男子”の主人公・三浦界をラウールが演じる。

 本作が映画単独初出演にして初主演となるラウール。「きょう僕、めちゃくちゃ初めてのことがたくさんありまして、主演映画をこういう形でやらせて頂くのが初めて。とにかくこれを観てくれる人の反応が楽しみでしょうがないです」と挨拶。ただ緊張が周囲に伝わったのか、司会者から「緊張していますか?」と聞かれ、「めちゃくちゃ緊張しています。ガチガチですよ」。これで少し解けたのか、柔らかい表情を見せていた。

 「たくさんプレッシャーもあった」という撮影。完成した作品は「緊張で恥ずかしくてドキドキしていたんですけど、でも客観的に見て心がプルプルする感じで潤いました。青春とはこのことなのかと知れたような気がしました。青春良いなって素直に思いました」と17歳のラウール。ただ、半分ぐらい目を隠して見ていたという。

 その様子を当時、後ろで見ていたのは、吉川と岡本。前の席で見ていたラウールが、胸キュンシーンや界が登場するシーンになると、椅子からどんどんずり落ちるようになっていったといい、吉川は「それが面白くて。こんなに大きな人が消えるんだと」と驚きつつ、可愛げな姿が印象的だったと明かした。

 その吉川が演じるのは、ヒロイン・石森羽花。いじめられていた過去があるが、界に出会って少しずつ積極的に変わっていくキャラクターだ。吉川はラウールの印象を「最初にお会いした時は目が合わなくて、これから仲良くなるシーンはどうすればいいかと。でも三浦界を演じた瞬間、真っすぐ見てくれて。スイッチが入ってすごいなと思いました」

 一方のラウールは、吉川を「僕もかなりの人見知りだけど、吉川さんも人見知りで、でも気を使わせてごめんなさい」。そんなラウールに吉川は「徐々に年齢相応のラウールさんになっていって可愛かった。息子みたい。このままでいて欲しいねって」。

 吉川に限らず共演者もラウールにキュンと感じることが多かったようで、徐々になれていく姿が愛くるしいとも。このうち坂東は「ラウちゃんが僕の膝の上に座って指を1本1本触ってくれて」と打ち解けてくれて嬉しかったと話すと、ラウールは「心が縮まったかもと思ってそこからつけ込みました」と語り、周囲の笑いを誘っていた。

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