JAMOSAが最新アルバムで愛のカタチ描く(2014年9月3日)

AIも認める日米ステージ歴20年の実力派シンガーのJAMOSA

 歌手のJAMOSA(31)をご存知だろうか。2011年にリリースしたドラマ『美咲ナンバーワン?』の主題歌「何かひとつ」で配信160万ダウンロードを記録し、世代を超えた応援ソングを歌うアーティストとして、一躍話題を集めたシンガーだ。

 彼女は、10歳から故マイケル・ジャクソンさんのライブ『Dangerous Tour』でキッズコーラスとして参加。17歳の時には自身の楽曲が、ハリウッド映画『リトル・ニッキー』の挿入歌に採用されるなど、幼いころから類稀みる才能は米国でも認められている。

 そんな彼女が9月24日に満を持してリリースする、様々な愛の形を歌ったアルバム『LOVE AIN’T EASY』(ラヴ・エイント・イージー)の1曲目に収録される楽曲『HERO』が今、音楽ファンの間で話題を呼んでいるという。

 「アーティストを目指したのは10歳から。一言でまとめられませんが、今日まで色々ありました。ヒットもあれば、無い時もあったり…。曲がどんどん書ける時もあれば、全く書けない時も…でも歌い続けて良かったと思えるのは、一人でもわたしの歌を聴いて下さる方、そしてかけがえのない仲間がいたからだと思います。『HERO』は音楽とJAMOSAとの歴史みたいな曲ですね。私自身、私のママは台湾人でお父さんは日本人。住居はワシントンと日本。色んな差別も目の当たりにしてきた。そんなときいつもそばに居てくれたのは音楽。私は音楽に救われた身ですから、音楽の素晴らしさをこの曲で再確認してもらいたいと願っています」(JAMOSA談)

 この『HERO』という”音楽に対する愛”の歌には、シンガーJAMOSAの人生に大きく影響を与えた海外のアーティストや誇れる仲間のアーティストの名前が出てくる。その中で、真っ先に歌詞に登場するのが、日本を代表するシンガーのAIだ。

 ロサンゼルス生まれで、ゴスペルワイアーで鍛えた本格的な歌唱力で、ソウル、R&B、ヒップホップ、ダンス、全てのジャンルを横断的に歌いこなすAIは、JAMOSAが尊敬し、公私ともに仲良くしているアーティストの一人だ。

 さて、9月24日に発売となるJAMOSAの最新アルバム『LOVE AIN’T EASY』は、9月26日から全国にて公開される『劇場版 零~ゼロ~』(配給・KADOKAWA)主題歌にもなっているタイトル曲「LOVE AIN’T EASY」を含む、全11曲の”簡単じゃない愛の形?愛のスキマ”をテーマとしたアルバム作品となっている。

 届かない想い、結ばれることのない愛、遠距離恋愛、仕事・愛・孤独など。長いステージキャリアで見てきた、女性シンガーJAMOSAならではの、ある意味彼女の半生を切り取ったような愛の作品集となっている。これから秋、そして冬と、ますます人肌恋しくなってくる季節。JAMOSAの歌で紡ぐこの愛のアルバムを聴きながら、様々な愛の形に想いを馳せてみるのも一つ。

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JAMOSAが最新アルバムで愛のカタチ描く(2014年9月3日)

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