被災地中学生とコラボしたAI

被災地中学生とコラボしたAI

 福島県を中心とした被災地への支援活動を行ってきたシンガーソングライターのAI(31)が現在、同県の中学生と共に、復興へのアクションプランを立ち上げ、実現に向けてのサポート活動を行っている。その名も「AIサミット」。

 この「AIサミット」で、福島県福島市立蓬莱中学校の生徒たちから立案された「復興コラボアイテムプロジェクト」には、AIの呼びかけに対してナルミヤ・インターナショナル(以下ナルミヤ)、GYDA、gonoturnら多くのアパレルブランドからの申し出があり、コラボグッズが次々に登場している。

 8月17日には東京・渋谷の商業施設「SHIBUYA109」でGYDA、gonoturnとのコラボグッズ販売イベントも実施。AI自身も、今回のコラボアイテム販売店となっている「GYDA」(コラボTシャツ)および「3rd by VANQUISH」(gonoturnコラボマスク)の店舗を訪れ、販売スタッフを激励。コラボアイテム購入者を対象にAIとの写真撮影&握手会も実施された。

 発売イベント終了後にAIは「中学生のアクションプランがまた一つ実現して嬉しいです。今回も最高のTシャツとマスクが出来上がりました。色んな方々に協力してもらい、みんなが笑顔になってくれて良かった。本当に今日は良い気持ちになりました」と語った。

 また、同じく「AIサミット」で現地の中学生から提案されたプロジェクトの一つ「復興チャリティーソングを一緒に作りたい」というアクションプランに基づいて作られた「Come Together ~忘れないで」も8月21日より配信を開始した。

 この楽曲は、「AIサミット」の母体でもある「全国生徒会サミットのテーマソングとして、もともと英語詞で作られていた「Come Together」の1番の歌詞を「AIサミット」参加中学校から募集。応募された沢山の歌詞の中からAI自身がワードをピックアップして、日本語詞で作り上げ、新たにレコーディングされたもの。

 AIは「今回の歌詞は、中学生の熱い思いが詰まった言葉を使う事にこだわりました。みんなで力を合わせれば、出来る事は無限大にあるし不可能な事もないと思う。この曲で、全国の中学生が一つになって欲しいです」と述べている。

 チャリティーソング「Come Together ~ 忘れないで」の収益の一部は、福島をはじめとする被災地の子供たちから未来のリーダーを育てる基金に使用される。

この記事の写真
被災地中学生とコラボしたAI

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)