yui率いるFLOWER FLOWER、橋本愛主演映画の主題歌書下ろし
橋本愛主演映画「リトル・フォレスト」の主題歌を担当することとなったFLOWER FLOWER
シンガーソングライターのyui(27)が率いるバンド・FLOWER FLOWERが、橋本愛主演・春夏秋冬の4部作映画『リトル・フォレスト』の主題歌を担当することがわかった。各編に合わせて新曲4曲を書き下ろした。
五十嵐大介の同名人気コミックを原作にした本作は、主人公・いち子が、大自然に囲まれた、東北の山間部のとある集落“小森”で自給自足の生活をしながら、生きる力を充電していく物語を、旬の食材を生かした日々の食事・料理とともに描く春夏秋冬の4部作。8月30日より夏・秋編、来年2月14日より冬・春編を、実際の四季に合わせて劇場公開する。
同映画のプロデューサーであるROBOTの守屋圭一郎氏は、FLOWER FLOWERのyuiが主演と主題歌を担当した2006年公開の映画『タイヨウのうた』のプロデューサーでもあった。この作品で女優デビューも果たしたyuiは、第30回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、また『YUI for 雨音薫』として作詞・作曲を手掛け歌った主題歌『Good-by days』が大ヒットを記録した。
それ以来、クリエイターとして信頼関係を築いてきたyuiと守屋氏。東北の山村でたくましくも自然体で生きるという「リトル・フォレスト」のテーマが、新たな音楽活動をはじめたyuiにリンクするということで、主題歌を依頼したところ、彼女も快諾。さらに春夏秋冬の4部作、それぞれのカラーにあわせ、イメージの違う4曲を書き下ろした。
この4曲についてyuiは「実際に漫画を読んだり、制作途中段階の映像を見させていただいて、自然(四季)と共に生活していく中で、自分を見つめていく主人公の女性を見て、この作品が自分にとっても特別な作品になることを感じました。イメージもすぐに湧き、4部作という初の試みをメンバー一丸となってセッションしながら、楽しく作っていくことができました。ぜひ映像と一緒に聴いていただけたら嬉しいです」とコメントしている。
主題歌として起用された「春」「夏」「秋」「冬」と名付けられた楽曲のリリースなどは現在は未定だという。