Teresa「言葉よりも気持ちが大事」5言語を操る天使の歌声が見せる世界とは
INTERVIEW

Teresa「言葉よりも気持ちが大事」5言語を操る天使の歌声が見せる世界とは


記者:平吉賢治

撮影:

掲載:19年11月05日

読了時間:約7分

一青窈は「憧れの人」

「ざくろ」ジャケ写

――本作収録曲の「ざくろ」は一青窈さんの作詞ですが、歌ってみていかがでしたか?

 心がいっぱいです。自分の経験を溶け込ませて歌いました。

――「ハナミズキ」のカバーもありますが、一青窈さんとの関わりのきっかけは?

 「ハナミズキ」をカバーをしたときに、一青窈さんとお会いしました。緊張しました! もう言葉が出せないほど…。憧れの人が目の前にいて夢みたいでした。


――どんな印象でしたか?

 凄く親切で素敵な方でした。一青窈さんも中国語が喋れるから、中国語で喋ったりして。台湾のことや音楽のことなど、色々なことをお話ししました。

――そんな憧れの一青窈さんが作詞した「ざくろ」は思い入れが深いと思われますが、他に思い入れの深い曲はありますか?

 「Sympathy」です。この曲は2年前に歌ったことがある曲なんですけど、大好きな曲だから自分の曲になったらいいなと思っていました。そして2年間頑張って色々勉強をして、やっと自分のアルバムに入れることができたんです。この曲は「ざくろ」を作曲したJUVENILEさんという、所属事務所のお兄さんみたいな先輩が作ってくれたんです。

――日本語と中国語と英語が混ざった歌詞ですが、自然に聴けるのが凄いと思いました。これはTeresaさんの強みなのではないかと。

 「Teresaしかできない」って言いたいくらいです(笑)。それが目標でもあります!

――今作の“Hybrid”というタイトルにはそういった意味も含まれている?

 そうです。全ての曲が日本語と中国語がミックスされているので。日本語の歌詞は理解するのに少し時間がかかるから、急に中国語に変わると難しいと感じるところもありました。いっぱい練習しました!

――相当練習しないとできないことだと思います。

 中国語がわからない方もたくさんいますから、曲を聴いている時は言葉を超えて気持ちが伝わることが一番大事だと思います。言葉よりも気持ちが大事です。

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