届くように、一語一句に魂を込めて
――しかしこの曲、良いですよね。
ええ! 嬉しいです!
――歌詞はドラマに沿っているのでそれを感じますが、高い歌声から入いるのが凄いなと。あれは誰のアイディアなのでしょうか?
Carlosさんです。地声でいきなりなので、めちゃくちゃ難しくて。ライブで歌うということもあるので、ファルセットでいくのか、地声でいくのかというところはレコーディング中に自問自答しながら(笑)。でも「いきなりそこから始まるの!」って(笑)。弾き語りもめちゃくちゃ難しいと思うし。
――ライブだとMCを入れてから歌うのか、1回曲をおいて間をとってから歌うのか、という点でも考えますね。
確かに!
――MCで笑った状態の後にいくのって厳しいですよね?
厳しいです! 「じゃあよろしくお願いします(笑)」って言ってから歌うんですよね? それは厳しい(笑)。一息おきたいですね。
――ギターを弾き倒し感情をぶつけて歌うことにも魅力はあるけど、番匠谷さんは柔らかさのなかに、熱い感情や強い意思みたいなのが秘められていて、それが一つの魅力だと思います。特にこの曲は番匠谷さんの良いところを最大限に引き出しているなと感じます。
有難うございます! でも初めは難し過ぎて歌えなかったんですよ(笑)。レコーディングに向けてめちゃくちゃ練習をしました。自分のなかでどうやったら高音の部分を聴きやすく、なおかつ強く歌えるだろうと思って。普通に行ったら勢いが凄くなっちゃうから、強さもありつつ、力を抜きながら歌うということを意識しました。
――この高音は番匠谷さんの一つの武器になると思うんです。
いままで出したことなかった声です。どんどん引き出しが増えている感じがあって嬉しいです!
――そんな自分の歌声をどう思いますか?
自分自身では分からないけど、私が目指しているのは、どんな曲を歌っても「なんか心に響くな」というソウルソングを目指していて。だから、誰かの音楽でも、心に響くのか響かないのかでしか聴けなくて。なので私の歌は絶対に届く歌でありたいと思っています。




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