大阪出身のシンガーソングライター、番匠谷紗衣(ばんじょうや・さえ=20)が、7月スタートのドラマ『ランウェイ24』(ABCテレビ)エンディングテーマに起用された。

 女性パイロットが主人公のドラマ。主演を、連続ドラマ初主演となる朝比奈彩が務め、女性パイロットの奮闘やトラブルに立ち向かう様子などを体当たりで演じる。メインの演出を務めるのは新進気鋭の現役女子大生監督・松本花奈氏だ。

ドラマL「ランウェイ24」(ABCテレビ)

ドラマL「ランウェイ24」(ABCテレビ)

 番匠谷は5月下旬に、ドラマの撮影現場に陣中見舞い。その中で主演の朝比奈と松本監督と話す機会を持った。

 エンディングテーマに起用される「自分だけの空」の制作に際し、番匠谷は「自分と同世代の女性がパイロットになって頑張っていくお話だったので、明日からもっと頑張ろうと思える、前向きな気持ちになれるような曲を意識しました」と話した。

 一方、デモ音源を聴いた朝比奈は「本当に力強い歌で明日からまた頑張ろうと思わせてくれるような曲でした。ドラマとリンクしている部分がたくさんあったので多くの方々にドラマを観て、曲を聴いていただきたいなと思いました」。

 松本監督も「1分のデモを聴いた時に、もっと聴きたいと思いました。すごく切なくも聴こえるし、前向きにも聴こえる、色々な捉え方ができる曲だと思いました。繰り返し聴いています」と曲への印象を語った。

 その新曲「自分だけの空」は8月21日にシングル発売されることも決まった。彼女にとっては2枚目のシングルとなる。

 番匠谷は、自分の意思の表現としてアコースティックギターを持ち、様々なジャンルの曲をカバーしつつも、唄、言葉、音楽で自分を伝える為に14歳で詞曲を作り始める。路上ライブから、ライブハウスでの表現活動をおこない、2017年3月には初のミニアルバム『どんな今も』を発売。

 2018年にはデビュー前の無名の新人にして異例のCM出演(dynabook)、ap bank fes’18へ出演するなど話題を集めた。そして、昨年12月5日に、シングル「ここにある光」(テレビ朝日系 木曜ミステリー「科捜研の女」主題歌)をリリース、メジャー・デビューを果たすなど、いま注目を集める女性シンガーソングライターだ。

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