番匠谷紗衣、聴いてもらう事で見つけた自身の価値 19歳シンガーソングライターの素顔
INTERVIEW

番匠谷紗衣、聴いてもらう事で見つけた自身の価値 19歳シンガーソングライターの素顔


記者:木村武雄

撮影:

掲載:18年12月05日

読了時間:約13分

 19歳のシンガーソングライター・番匠谷紗衣(ばんじょうや・さえ)が、12月5日発売のシングル「ここにある光」でメジャーデビューした。同作は、テレビ朝日系ドラマ 木曜ミステリー「科捜研の女」主題歌。カップリングには、中学時代から大好きで聴いていたという尾崎豊さんの「Forget-me-not」カバーなどが収録されている。今回はそんな彼女にインタビューをおこなった。【取材・撮影=木村陽仁】

 『科捜研の女』で主演を務める沢口靖子は同曲が主題歌に起用された際に、「イントロのメロディがやさしく甘く切ないですね。何度も歌を聴いていたら涙が出てきました」とコメントした。

 19歳の番匠谷紗衣。その歌声は、柔らかみを持ちながらも力強さがある。昨年11月に大阪から上京。この間にミニアルバム『未完全でも』をリリースした。東京での葛藤や、亡き友人への後悔、それでも前へと進む、そうした10代を生きる彼女のありのままの姿が同作から滲み出ている。

 曲を聴いてもらうことで生きる価値を見出したという彼女はなぜ歌うことに目覚めたのか。歌と出会い、大阪での活動を経て、上京。そうして迎えたメジャーデビュー。彼女の想い、そして軌跡を辿る。

<INDEX>
○自分の心と向き合った『未完全でも』、転機となった作品
○「ミュージシャン・番匠谷紗衣」が誕生するまで、今と繋がる感情
○「ここにある光」に込めたもの、そして尾崎豊さんへの想い

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