若井おさむ×矢部昌暉:異色舞台に期待感、アニメキャラと俳優の化学変化
INTERVIEW

若井おさむ×矢部昌暉:異色舞台に期待感、アニメキャラと俳優の化学変化


記者:木村武雄

撮影:

掲載:19年07月23日

読了時間:約11分

音楽の接点

――さて音楽についてもお聞きしたいのですが、若井さんは音楽の接点はありますか?

若井おさむ バンドマンやミュージシャンの友達はいるので、ライブの観覧に誘っていただくこともあって。なので音楽を見たり、聴いたりするのは好きです。

――どういう音楽を? ガンダムの「めぐりあい」とかですか?

若井おさむ その曲もそうなんですけど、一言で言うならばJポップですね。高校生の時、バンドしていたんですよ。コピーもオリジナルもやって。それで高校3年間一緒にやっていたギター(曽根巧)がいま、Superflyさんなどのサポートで入っているんですよ。なのでいろんなところで自慢していて(笑)。彼とは今でも連絡はとっています。

 それで、あるミュージシャンの方に初めて会った飲みの席で「知り合いのミュージシャンいますか?」と聞かれたので、めっちゃ自慢して「高校生の同級生がサポートやっているんですよ! Superflyさんとか」と伝えたら、「え!? なんていう人ですか?」と聞かれたからその名前を言ったら「曽根君ね、知ってるよ。誰々のサポートもしていたし、うちの奥さんとかね」と。僕は「え!? うちの奥さん…」となって…。聞いたら越智志帆さん(Superfly)の旦那さんだったんですよ。その方に向かって「結婚式の司会もやったことがあって、その時にSuperflyさんが歌ってくれて、もう生で聴いたらやばいですよ!」と自慢していたら「うちの奥さんなんですよ」と…(笑)。「俺、誰に自慢してたんやろ」と恥ずかしくなって(笑)。去年の話なんですけどね。フジファブリックの金沢ダイスケさんで。

矢部昌暉 ハハハ! そんなことがあったんですか!(笑)

――なかなかすごいですね! 一方の矢部さん。DISH//としては17日に新曲「NOT FLUNKY」を配信リリース。これまでとは違う感じなんですよね?

矢部昌暉 そうですね。8月18日に富士急ハイランド・コニファーフォレストで野外ライブ(SUMMER AMUSEMENT '19 [Junkfood Attraction])をするんですけど、そのテーマンソング的な感じになっていて。ライブのコンセプトがタイトル「Junkfood Attraction」にもある通り、やみつき、中毒性があって、遊園地のように楽しめるライブにしようという思いがあってそれに合った曲です。聴けば自然と体を動かしたくなるようなファンキーな曲で。

 僕らは曲を弾きながら踊るダンスロックバンドとして活動しているんですけど、その形で「NOT FLUNKY」を披露するのが楽しみです。いままでいろんな形で披露してきたんですけど、「これがダンスロックバンドだよね」と思えるような曲になったという気がしています。いろんなジャンルの音楽に挑戦はしてきましたけど、ファンク系はなかったんですよ。ファンク系の曲を、ギターとしてはカッティングを入れて。でも、踊りながらカッティングするのは難しんですよ(笑)。ダンスロックバンドは練習あるのみなので、ひたすら練習して臨みたいですね。

――舞台の経験が音楽に生かされている点は?

矢部昌暉 どっちも生で見せるものなので、生感というか、お客さんの反応を得てこちらが何かを返すとか、ステージ上での見せ方は通じるものはあるので。事務所に入ってすぐにダンスグループに入ってライブをしていたので、昔からライブというものが好きです。だから今も舞台が好きですし、その気持ちがあるから舞台をやっているのかなと思います。

(おわり)

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