屋良朝幸が総合プロデュースする、ダンス&ライブエンターテインメント『THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE 2019』が21日、東京・品川プリンスホテル クラブeXを皮切りに、愛知、福岡、大阪での公演をスタート。同日、東京公演の開幕前に、囲み取材・ゲネプロをおこなった。

 出演は、屋良朝幸をはじめ、磨きをかけた演技力をダンスに取り込み独特の世界観を作り上げる浜中文一、軽快なリリック&フロウでリードするラッパー・いつか(Charisma.com)、巧みなターンテーブル使いと奔放なパフォーマンスが真骨頂のDJ U-ICHI(HOME MADE 家族)。

 そして、抜群の身体能力であらゆるダンスに適応する草間リチャード敬太(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、末武幸紘(ジャニーズJr.)、そして、UNO、suzuyaka、2人の女性ダンサーも登場し、最高のパフォーマンスを披露する。

 また、屋良自身がリスペクトする「BREAK FREE」が、この日のスペシャルパフォーマーとして出演。そして、お馴染み『DISCOTHEQUE』に欠かせない音楽プロデューサーm.c.A・Tが音楽監督を務め、熱狂をさらに深化させてダンス&ライブエンターテインメントの世界を作り上げる。

 この日登壇したのは、屋良朝幸、浜中文一、m.c.A・T、いつか(Charisma.com)、DJ U-ICHI(HOME MADE 家族)、草間リチャード敬太(Aぇ! group /関西ジャニーズJr.)、末武幸紘(ジャニーズJr.)、UNO、suzuyaka。

 今回音楽も新しく書き下ろしたという。屋良は「やりたいことがありすぎて、キャスト陣には前回以上のことをやって頂きました。お客さんが入って見ないと分からない」と語った。

 その内容は、バンダナを使って時空を旅するという設定。音楽とダンスなどその時代時代を行き来して楽しむ。公演名にも使われている「ディスコ」。70年代というセクションでも登場する。屋良は「(僕は)ディスコ世代じゃないからその時の空気感は分からないけど、その時の雰囲気を体現してお客さんを巻き込んで作れないかと思った」と語った。

 前回に引き続いての出演となる草間は「相変わらずちゃんとした舞台」と冗談を踏まえ感想を述べると、屋良の印象を「みんなを引き込む力が凄い」と語り、称えた。

 その屋良は「草間は前回と比べすごく変わって、責任感として何か見えたような気がする。前回よりもしっかりしていて、彼に頼っているところもある」と語れば、草間は「すごいプレッシャーが…」と照れ隠し。

 一方の末武との起用について屋良は「ダンスレッスンがあって見に行って、タッキーと相談して、踊りが好きなのかなと思って。ただその間はしゃべらずにいて、それで『出ました』と伝えて。だから1カ月ぐらいなんで僕なんだろうと思ったらしい」と起用秘話を明した。

 そんな末武は「なんで僕がいるだろうと思って。でもだんだんと実感が湧いてきて。これまで本格的なスタジオに行ったことがなくて、ジャニーズ事務所のレッスンしかない。だからついていくのが精一杯、というよりもついていけていない。みなさんにご迷惑をおかけして、本番ではお客さんと楽しみたい」と意気込んだ。

 そんな草間に屋良は「楽しめれば一番。結構お客さんはぐいぐい来ますから負けないように」とも。ただ、観客との密接度は高いといい、浜中の肩を手にあてて「ファンとの距離は近いです」とも述べた。

 音楽監督を務めるm.c.A・Tは「屋良君がしっかりとしたコンセプトを持っているので」と、屋良の掲げているコンセプトに沿う音楽が作れたとし、「近未来のようなものも取り入れている」と明かした。

 更に屋良は「キャストには新しいチャレンジをしてもらいました。U-ICHIくんも。suzuちゃんもUNOさんもスーパーダンサーだから」と称え、更に「このメンバーはとても楽しい」とチーム力が強みであることを明かした。

 改めて屋良は「見に来るよりも一緒に踊る。ぜひ、踊らされる踊る覚悟で来てください」と呼びかけた。

 『THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE 2019』は21日の東京公演(21日~6月2日)を皮切りに、愛知公演(6月15日~16日)、福岡公演(6月22日~23日)、大阪公演(6月29日~30日)で上演される。

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