『“それ”がいる森』で主演する相葉雅紀(C)2022「“それ”がいる森」製作委員会

 相葉雅紀が、名作『リング』などを生み出した中田秀夫監督の最新作『“それ”がいる森』(9月30日公開)で主演を務めることが決まった。映画主演は8年ぶり。ホラー映画出演は初となる。

 不可解な怪奇現象が多発するという実在の森を舞台に、実際に数々の“それ”を見たという目撃情報をベースに、主人公たちが得体の知れない“それ”に遭遇するという未知の恐怖を描く。

 本作の主演を務める相葉は、数々のドラマ・映画・CMにも出演し、バラエティー番組では司会も務め、2016年には『第67回 NHK紅白歌合戦』で、白組の単独初司会を務めるなど、マルチな活躍で幅広い世代から高い支持を得ている。

 嵐活動休止後もEXドラマ「和田家の男たち」(21)、や主演舞台「ようこそ、ミナト先生」(22)など俳優としての活躍にも注目が集まっているなか、本作が嵐活動休止後初、『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(14)以来、8年ぶりの映画主演作品となる。

 主人公の田中淳一を演じる相葉。撮影現場から「ホラー映画の巨匠、中田監督の作品に参加させて頂ける事、そして今回初めてのホラー映画にチャレンジする機会を頂けた事を、本当に光栄に思っております。監督の一つ一つの演出に勉強させて頂きながら、自分なりにこの映画が表現しようとしている『恐怖』と向き合っています。完成を楽しみにして頂けたら嬉しいです」とコメントを寄せた。

 中田監督も「今回相葉雅紀さんを主演に迎え、再び『新味溢れるホラーとは?』と自問しながら、撮影を進めています。相葉さんは、現場でこちらが惚れ惚れするほどの『自然体』でありつつ『この場面から主人公本人の自覚がグッと高まるべきですね』と肝になる発言をしてくださり、私としてもとても助けられています。新しい挑戦に貪欲に取り組む彼の姿勢は、この映画のチャレンジと見事に共鳴してくれていると確信しています」と意気込んだ。

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