あったらいいなという「力」
――さて、冒頭で「回復させる力」「癒しの力」のお話がありましたが、実際にあったらいいなという力はありますか?
内木志 空が飛べたらいいなと思います。ピーターパンみたいな感じに。
――確かにいいですよね。まちゃあきさんはどんな力が欲しいですか?
まちゃあき “透明人間”ですかね。やっぱり機密事項を知りたいじゃないですか? 国の秘密とか、アメリカの裏側を全部見たいとか。秘密を知りたいです。世の中で知らないことがあるのが嫌というか。ピラミッドが建てられた理由とか全部知りたくなるんです。透明人間になって首相官邸に入って話を聞くとか。めっちゃ聞きたいですね…。
――グループ内でたまたま聞いてしまった、ということはありますか?
内木志 言えないやつはいっぱいあります(笑)。
まちゃあき 透明人間になったら聞きに行こう(笑)。
――改めて、今回初舞台ですが、意気込みをお聞かせください。
内木志 表現力がそんなにない方なので、この舞台を機にたくさん身に付けて、ダンスのスキルも上げていけたらいいなと思います。
――ということは、もしかすると今作は重要な作品になるかもしれない?
内木志 そうですね。
――どの部分の表現力を付けたいですか?
内木志 顔も動きもダンスも、ですね。
――笑顔が素敵ですよね。稽古場が明るくなるのでは?
まちゃあき 明るくなるんじゃないんです。みんな緊張し始めるんです。特に芦名という男がガチガチで。芦名は悪い役なので人質にとったりするシーンがあるんですけど、そのときくっ付くのが恥ずかしくてめっちゃ遠くに(笑)。でも徐々にメンバーとも仲が良くなっていくと思うので、それも楽しみです。
――改めて舞台をどういうものにしていくのかということと、みなさまに向けてのことをお聞かせください。
まちゃあき 見たことがない、感じたことがない感動がそこに待っている気がします。そういう作品を作ることを心掛けて今やっているので「必ずそこに連れて行きます」という感じです。みんなに救われています。
(おわり)
舞台情報
2019年1月12日―15日
東京新宿・シアターサンモール
2019年2月9日―10日
大阪難波・YES THEATER