年内で芸能界を引退する滝沢秀明が、28日放送のTBS系『中居正広のキンスマスペシャル』に出演。番組MCを務める中居正広は、滝沢への思いを語った。

 番組では、滝沢秀明の極貧生活を送った少年時代や、ジャニーズ事務所入所、タッキー&翼を結成、その後、解散し、芸能界を引退することを決めたその背景などが詳細に渡って紹介された。

 親と慕うジャニー喜多川社長への想いや、今井翼の体調、今後のジャニーズ事務所への想いなどを語っていくなかで、引退発表後に一番最初に電話連絡があったのは中居正広だったことも明かされた。

 SMAPのバックダンサーを務めたジャニーズの後輩としては、滝沢秀明と今井翼が最後だったとし、中居は「そういう思い入れを考えると(ほかの後輩とは)ちょっと違うのかなと。ツアーも(一緒に)まわっていましたので」とした。

 その中居は、この日滝沢に番組出演してもらった経緯を以下に語り、滝沢と今井への思いを明かした。

 「僕個人は怠った人間であって、幕引きということが出来なくて、その経験があったので、どうか滝沢と翼の2人には…。今まで応援してくれた人たちは凄く大事だから。その人たちが次に進めるように。自分たちも進まないといけないけど、応援してくれた人たちは大事だから、その人たちへのメッセージとしてこの番組とふたりのショウってやっぱり…最後がどれか分からない、引退試合かどうかわからないような、引退されるようなタレントではないと思うので」

 「SMAP」の名前は出していなかったが、解散騒動に重ねた発言と思われる。滝沢も「今回の出演は中居君がくれたもの」とも語った。

 また、この日は今井翼からの手紙も代読された。今井は、滝沢のことを「大切な存在」とし「ありがとう、そしてたくさん迷惑をかけてごめんね」と謝罪。その上で「ファンと共に築き上げた時間を胸にこれからはそれぞれの道を進み成長していこう。心から心からありがとう」と感謝した。

 さらに、今井は同郷の中居にもしたため「同郷ということもありいつも気にかけてくれて」と「大好きです」と公私ともに“先輩”である中居へ感謝を伝えた。

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