気の抜けた姿も楽しんで、noovy 様々な夏のイメージを音楽に
INTERVIEW

気の抜けた姿も楽しんで、noovy 様々な夏のイメージを音楽に


記者:榑林史章

撮影:

掲載:18年07月26日

読了時間:約12分

雷に打たれたような経験を告白!

Mark

──そしてもう1曲の「Thunderbolt」は英語の歌詞で、格好いいロックナンバーですね。

Shawn 結成当時からある曲で、ライブではほとんど毎回やっています。だからファンのみなさんの間では、すごく人気があって。疾走感や爽快感がある曲なので、個人的にはドライブのときに聴くと合うんじゃないかなって思いますね。“Thunder=雷”で、雷雲って言うと夏っぽさもあるし。だから今回の1枚は、テイストの違った夏のイメージの曲が3曲揃っています。

──レコーディングでは、どんなことを意識したんですか?

Mark とにかく、前へ向かって全力疾走する様子を想像しながら演奏しました。

Hank 「LION DANCE」は逆にユルさを意識していて、楽しむことを心がけました。「僕たちの花火」は、男女の気持ちを表現することが大事なので、繊細な演奏を心がけています。「Thunderbolt」はその2曲とは打って変わって、お客さんを圧倒するような演奏を心がけています。頭の入り方とか、リズムを刻むところが大事だし。とにかく勢いみたいなものを意識しています。

JK 結成当時からある曲なので、演奏するたびにそのころの先が見えなかった悶々とした気持ちが甦ります。そういう思い出深い曲でもあります。

──ライブのアレンジと今回収録された音源で、なにか違いはあったりしますか?

Mark ライブでは、最初から最後まで全力疾走みたいな感じですけど、今回音源化するにあたって、ちょっとオチるブリッジを入れることで、強弱を付けています。

Shawn あと、歌詞も変わったので、いつもライブで聴いてくれているお客さんも、新鮮に楽しんでいただけると思います。

JK インストアイベントなどでは、アコースティックバージョンでやっているので、いろいろな楽しみ方をしてもらえる曲になっています。

──ちなみに雷が落ちたときのような、衝撃を受けた出来事はありますか?

JK 今パッと思いつくのは、お父さんが怒ったときのことです。急に変わったので、本当に雷が落ちたみたいでびっくりしました。

──何で怒られたんですか?

JK 自分でデモを録っていたら、「歌い方が良くない」って(笑)。お父さんは音楽が好きなので、そういうことにはうるさいんです。

Mark 僕は、学校の成績表をもらったときですね(笑)。

Hank 僕は、試験の日を間違えてしまって、先週終わっていたという。教室に入ったら誰もいなくて、その瞬間は雷に打たれたみたいでした。「終わった~」って感じで(笑)。

Shawn 僕はちょっと昔のことですけど、小さいころは毎年夏休みにおばあちゃんの家に遊びに行っていて、近所の同い年くらいの子で集まって遊んでいたんです。そのなかに好きな女の子がいて、毎年夏休みが楽しみでした。でも小6の夏休みに行ったら、引っ越ししてしまっていて。それを知らされたときは“ガーン”って、雷が落ちたようでしたよ。

──8月から9月にかけて日本でツアーを開催されます。どんなものにしたいですか?

JK 今回はセカンドツアーで、『LION DANCE 〜ぬびが舞う〜』というタイトルがついているので、その通りパーティー感と言うか、みんなで一緒に楽しめるツアーにしたいです。お客さんと一緒に僕らも楽しみたいです。

Mark 前回のツアーは『Singin' for you』というタイトルで、お客さんに気持ちを伝えるとか、感動してもらうようなものでした。今回はJKも言った通りで、お客さんを巻き込んで参加型で楽しんでもらえるものをコンセプトにしています。

Shawn 僕は映像編集もやっているので、ライブ中に流す映像も気合いを入れて作りますので、楽しみにしていて欲しいです。

Hank 『LION DANCE 〜ぬびが舞う〜』をテーマに、お客さんにより楽しんでもらえるツアーにしたいです。仙台のライブハウスで、バンドセットで演奏するのは初めてなので楽しみです! みなさんもぜひ、楽しみにきてください!

(おわり)

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