気の抜けた姿も楽しんで、noovy 様々な夏のイメージを音楽に
INTERVIEW

気の抜けた姿も楽しんで、noovy 様々な夏のイメージを音楽に


記者:榑林史章

撮影:

掲載:18年07月26日

読了時間:約12分

日本の花火には、お祭りと切なさがある

JK

──「僕たちの花火(feat.あさぎーにょ)」はバラードですね。こういうバラードはお好きですか?

Shawn みんな好きですよ。台湾のポップスは、バラードの曲が多いですしね。

──YouTubeクリエイターのあさぎーにょさんとのデュエットは、どういう経緯で?

Shawn 最初は、彼女が僕たちのライブを観にきてくださって、そのときはお互いに人見知りをしてしまってあまり話せなかったんですけど、何か一緒にコラボができたらいいですねって話をしたんです。それで今回のデモができたときにバラードだったので、デュエットにしてみたいと思って、あさぎーにょさんにお願いしました。MV撮影のときに、やっとちゃんとお話ができたんですけど、そのときは映像編集の話などで盛り上がりました。とても勉強熱心で、尊敬できる方だなって思いましたね。YouTubeの動画も全部自ら企画して映像編集まで細かいところまで自分fでやっていて、すごく努力家だなと思いました。

──デュエットは初めてでしたか?

Shawn 初めてでした。一緒にレコーディングしたんですけど、誰かと一緒に録るのことが初めてだし、上手く歌えなかったらどうしようとかいろいろ考えてしまって。最初は、ちょっと緊張してしまいました。

──3人は?

Hank ボーカル録りだけ別日だったので、あさぎーにょさんとはライブのときとMV撮影のときにお会いしました。正直僕も人見知りで、Shawnよりも会ってる回数が少ないから、話という話はできていないです。それにあさぎーにょさんには「僕たちの花火」のMVを監督してもらったので、監督の立場からいろいろアドバイスをしてくださって。

Mark 友だちとしてならもっとラフに接することができたんでしょうけど、仕事だし数回しか会っていない女の子ですからね。

──花火と言えば、台湾では台北101のカウントダウン花火が有名ですが、日本の花火大会は観たことありますか?

Hank 日本の花火は、まだ実際には観たことがないです。でも日本の花火と言うと、少女漫画に出てくる夏祭りのイメージがあります。

Mark 日本のドラマで、花火のシーンを観たことがあります。卒業を控えた友だち同士で花火を観に行って、ちょっと切ない最後を迎えるという物語だったので、僕も日本の花火には切ないイメージがありますね。

Shawn 台湾は、花火というとお祝いのときで。年末やお正月の、それこそ台北101の花火とか、あとは街中で爆竹をバンバン鳴らす感じですね。だから、日本みたいな花火=お祭りで切ないみたいなイメージではないんですよ。

JK 日本の花火は、線香花火から大きな打ち上げ花火まで、全部花火って呼びますけど、台湾で花火って言うと爆竹のことだったり、盛大なお祝いごとにやるイメージしかなくて。だから日本の花火を知ったときは、すごくびっくりしました。

Hank 花火から切なさとか男女の恋を想像するのは、日本ならではだと思いますね。今回の「僕たちの花火」は、そんな日本の花火のイメージで作りました。この曲から、切なさを感じてもらえたらうれしいです。

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