女優で歌手の水谷果穂(20)が27日、2ndシングル「君のステージへ」をリリース。その発売を記念して同日、東京・渋谷でリリース記念イベントを開催した。近年はドラマ『ブラックペアン』(TBS系)や、ニュース番組「Going! Sports&News」(日本テレビ系)でお天気キャスターを務めるなど、映画・ドラマを始めとして多方面で活躍中の水谷はこの日、ミニライブでデビュー曲「青い涙」と、新曲「君のステージへ」を披露するなど、ファンとの楽しいひと時を過ごした。

緊張のステージながら、新曲は周囲からの反応に手ごたえ

水谷果穂(撮影=桂 伸也)

 デビューシングル「青い涙」から約1年ぶりとなる最新シングル「君のステージへ」は、TVアニメ『若おかみは小学生!』(テレビ東京系)の主題歌に起用。MVでは“うたのおにいさん”こと、横山だいすけが水谷のおにいさん役として登場、さらにダンスの振付で披露した、女優と歌手の二刀流で目指す“日本一ポーズ”が話題となっている。

 水谷は楽曲について「この曲は自分自身にも当てはまるなと思っていて、自分でもこの曲を励まされることが多い。家族とか友達とか、皆さんにとっての大切な人が支えてくれるというメッセージも含まれているので、そんなところも聴いて欲しいです」とコメント、楽曲のポイントを語ると共に、楽曲をアピールする。

 ステージを終えた所感について「お芝居も始めたばかりだけど、やっぱり歌を歌うということは…歌はまだ2年目、去年1年やって慣れてきたと思うけど、歌うことや伝えたいことがいっぱい出てくると、ドラマとかカメラの前でやるのとは違うなと思いますね」と、若干緊張していた様子を振り返る。

 対して友人からの反応も上々で「ほめてもらって、この曲が自信を持って歌える曲になりました」と手ごたえも。「『ブラックペアン』で共演していただいた小泉孝太郎さんが、ラジオで掛けてくださったり、現場のスタッフさんが歌を出していると言うことで“聴いたよ”と言っていただいたり、『Going! Sports&News』の赤星(憲広=解説者)さんが曲を買ってくださったと聞いたり、すごく応援していただいて嬉しいです」と、様々な反応に対して喜びを口にした。

歌手としていつか大阪城ホールへ、目標は松たか子

水谷果穂(提供写真)

 一方、歌手としての目標についてたずねられると「去年、大阪城ホールでライブをさせていただき、そのステージに立てたのが楽しかったので、そんなステージを一人で埋められるようになりたいです。とりあえず一本の目標としてZepp! を考えています」と大きな夢を堅実に進める意向を示す。

 また、先日最終回を迎えた『ブラックペアン』の撮影を振り返りながら「お芝居が楽しいなと再確認できました。久しぶりの連続ドラマだったので、すごく楽しくて。全然自分とは違う結構凛とした看護士さんの役だったので、難しいと思ってたけど、それを乗り越えることができたので、これからどんな役でもできるんじゃないか、という自信にもつながったし、もっと色んな役に挑戦したいと思います」と自身で感じた成長を明かすと共に、役者としての積極的な姿勢をコメントする。

 さらに役者と女優の両立に対しては「女優と両方やりたいという気持ちがすごく強い。理想としている方は、松たか子さんです。自分で歌も出されて、主題歌とかやられることもあってすごく理想です」と憧れを明かした。

日本代表の進撃を絶賛、イチオシは本田圭佑

水谷果穂(提供写真)

 この日、「毎晩、寝る前にストレッチをしようと決めているんだけど、お風呂に入るとつい睡魔に勝てず…」などと他愛もない話題で観衆を楽しませた水谷だが、現在開催中のサッカーワールドカップに話が及ぶと「ワールドカップの放送時には目が開いていました。結構夜は強いほうなので」とかなり気合いを入れて観戦を楽しんでいる様子。

 さらに「前回の試合で、本田(圭佑)選手が途中から入って、ずっとチームを引っ張っている存在だったので、入られたときに“絶対にゴールを決めて欲しい!”と期待していたら、本当にゴールを入れてもらったので、とても嬉しかったし。敬礼ポーズがはやってますけど、そういったみんなをひきつけるものを生み出すというのも、すごくスターだと思いました」と代表の本田選手をイチオシとして期待の声をかけていた。【取材・撮影=桂 伸也】

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