TOKIO山口達也、書類送検 取材時に見せる姿とのギャップに驚き

TOKIOの山口達也が、今年2月に自宅のマンションの部屋で女子高生に無理矢理キスをするなどして、強制わいせつの疑いで警視庁に書類送検されたとが25日、報じられた。所属事務所は謝罪しているとしたが、ファンや関係者には衝撃が走っている。山口本人からの事件に対する言及はなく、今後の動きが注目されている。
TOKIOは、東京五輪・東京パラ五輪のフラッグツアーの特別アンバサダーを務めている。2016年には、東京都内でおこなわれたフラッグツアー歓迎セレモニーにメンバーがそれぞれ登場した。
記者は2016年10月、山口が出席した東京・八丈島八丈町の、東京五輪のフラッグツアー歓迎セレモニーに取材で赴いた。特別アンバサダーを務める山口は、同じくアンバサダーの男子バトミントン元日本代表選手の池田信太郎氏と、山下奉也・八丈町長、佐藤誠・八丈町教育委員会教育長にオリンピック旗と、パラリンピック旗をそれぞれ受け渡した。
イベントには地元の子供達が大勢詰め掛け、山口らと記念撮影をおこなう場面も。優しい笑顔で子供達に語りかける姿が、父親でもある山口の素の姿を想起させた。
昨年、TOKIOは『NHK紅白歌合戦』に出場。前日のリハーサル時におこなわれた囲み取材では「ライブをやりたい」という山口に、国分太一が「お客さん入るかな?」と弱気な発言。山口が「養育費払えないからさ。後15年は現役で」と自虐的に語り、記者を笑わせていた姿が印象的だった。
山口は2016年8月、ジャニーズ初の離婚会見を開いた。スーツ姿で自身の至らなさを語る姿に称賛の声も上がっていた。
今回の事件について、本人からはまだ直接語られてはいない。今後彼がどのように活動していくのか、処分なども含めまだ明らかになってはいない。被害女性への謝罪はなされているとのようだが、2016年の離婚会見時に見せたような、誠心誠意尽くした姿で本人の口から事実を語ることがファンや関係者が一番求めていることではないだろうか。【文=松尾模糊】
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