出会いと別れをテーマに、FlowBack 自身の新たなステップと成長
INTERVIEW

出会いと別れをテーマに、FlowBack 自身の新たなステップと成長


記者:榑林史章

撮影:

掲載:18年03月27日

読了時間:約12分

足がガクガク震えた

――今回のシングルは、2月17日にZepp Tokyoでおこなったワンマンツアーのファイナルでリリースの発表をしたわけですが、ワンマンツアーを終えてみていかがですか?

「ALWAYS」初回生産限定盤ジャケ写

JUDAI FlowBackのメンバーのカラーが、すごく出せたものになりましたね。他のグループとの違いとか。

MARK 僕は最後に泣いちゃったんですけど、それだけ楽しかったんです。反省点を挙げればきりがないけど、それ以上に良かった部分もたくさんあって。いい意味でツアーの良さと言うか、回を重ねるごとにさらに上へという気持ちになれたし。もちろん毎公演違った良さがあるんだけど、そこからレベルアップしてファイナルに持っていけた感じがしたし。メンバーはもちろんスタッフの意識も含めて、終わってみてやっぱりツアーは楽しいなという気持ちでした。

MASAHARU みんなからどんな風に見えていたのか、客席から観てみたいですね。

――REIJIさんは、フカ子さんとして出たり、いろいろ活躍していましたね。

REIJI あれは、僕ではなく、従姉妹です(笑)。今回の構成を考える時に、ツアーのタイトルが「I AM」で喜怒哀楽がテーマだったので、「楽」の部分で、笑いもほしいと思っていて。フカ子はデビュー当時から出てもらっていて、久しく出ていなかったので、「久しぶりにフカ子を呼んだら?」と、メンバーから言ってくれて。

――エンターテインメントとして、成立していましたね。

REIJI はい。そういう部分は、これからも大切にしていきたいです。

――JUDAIさんは、ギターをやっていましたね。

JUDAI リハでは成功して、上手くできていたんです。だから絶対にイケると思ったんですけど、いざ2000人を前にしたら緊張してしまって…。

――みなさんも緊張しました?

TATSUKI パッとライトが点くとセットの上に立っているという登場の仕方だったんですけど、その時は足がガクガク震えてしまって。感覚がなくて、階段を降りている時も力が入らなくて、踏み外しそうなくらいでした。ステージに降りたってからは大丈夫でしたけど、ど頭が緊張のピークでした。

――それだけ大きな意味を持つライブだと、意識していたということでしょうね。

TATSUKI はい。早くまたやりたいです。希望としては、もっと大きなところでと思っているんですけど、きっとこの先もずっとどこでやっても、いい意味での緊張は付きまとうのかもしれませんね。

JUDAI もし武道館でやったら、足が震えすぎてなくなってるかもしれない(笑)。

MASAHARU この次にやる時は、もっと一人ひとりのことが分かってもらえるようなライブにしたいですね。今回もそれが少しはできたと思うんですけど、それを第一歩にして、もっともっと歩みを進めていきたいです。フカ子もそうだし、JUDAIのギターとか。他のメンバーももっとそういう特色を出せるようにしていきたいです。個々で何をやるとかは、まだ何も決まってはいないですけど。

――あの日のステージは、“I AM FlowBack” “WE ARE FlowBack”と胸を張って言えるものになったのでは?

TATSUKI はい。ツアー自体が初めてで、ツアーはこういうものなんだとわかったし、ツアーは楽しいことも知って、ツアーの難しさも感じました。でも、最後にはツアーの良さにも気づけました。ファイナルで完成するんだけど、それに至る一つひとつも全力で臨むという。FlowBackとして成長できたことを実感できました。この成長をこれからも続けていきたいです。今後も見守っていてもらえたら嬉しいです。

(おわり)

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