3人組ダンスボーカルユニットのw-inds.が7月7日、東京・お台場野外特設会場J地区で自身がプロデュースする音楽フェスティバル『w-inds.Fes ADSR 2018-Attitude Dance Sing Rhythm-』を開催。同フェスにはLeadやFlowBackなどが全14アーティストが出演。大トリをw-inds.が務めた。日本では初めてダンス&ボーカルグループを中心に集めた同フェス。橘慶太は「実現できて嬉しい」と喜びを述べ、この日の出演アーティストとセッションでステージを展開。スペシャルな夜を演出し観客を魅了した。【取材=松尾模糊】

こんなに早く実現できて嬉しい

THE BEAT GARDENと共演したw-inds.

 この日は、目の前に海を臨む特設会場でSOUTH STAGE、WEST STAGE、そしてEAST STAGEの3つのステージで全14組のアーティストが熱いパフォーマンスを繰り広げた。

 EAST STAGEで大トリを務めたのは、w-inds.。千葉涼平が「盛り上がって行きますよ!」と呼びかけ、「Let's get it on」でステージを開始。そのままファンキーな「Boom Word Up」、「We Don't Need To Talk Anymore」と立て続けにパフォーマンスし会場のボルテージを上げる。

 緒方龍一は「今日はたくさんのアーティストが来てくれて、みんなも色んなものを吸収できていると思います。それを楽しみながら、最後まで一緒に楽しんで行きましょう」と煽り、観客は大きな歓声を上げた。

 橘は「2年くらい前からずっとフェスをやりたいと思っていました。こんなに早く実現できて嬉しいです」と喜びを述べ「日本にも素晴らしいダンス&ボーカルグループがたくさんいるので広めることができたら」とその願いを明かした。

 そして、7月4日に発売したばかりのアルバム『100』のリードトラック「Temporary」を披露。続く「Make You Mine」では千葉と緒方のラップが曲を引き締める。

セッションでステージを展開

BananaLemonと共演したw-inds.

 ここからは、この日フェスを盛り上げたアーティストたちとw-inds.の曲をセッション。1番手にDa-iCEがステージに現れ、「Paradox」をパフォーマンス。ボーカル兼パフォーマーの花村想太は「形から入ろうと思って、今日は『Paradox』のMVの衣装を真似して来たんです」と白いTシャツとチノパン姿でメンバーが揃えてきた理由を明かす。橘は「ありがとう、そんなにこだわってくれて」と笑顔で返した。

  X4との「NEW PARADISE」の共演から、Leadと「SUPER LOVER〜I need you tonight〜」を披露。鍵本輝と橘が熱い抱擁を交わし歌い出す姿に、観客は歓声を上げた。

 さらに、橘の歌い出しから、FlowBackとともに「約束のカケラ」を共演。メンバー全員と歌い繋いでいく。続いて、4人組ガールズ・スクワッドのBananaLemonと「LOVE IS THE GREATEST THING」を披露。セクシーなダンスパフォーマンスでステージを彩った。

 「Love is message」では、THE BEAT GARDENと共演。さらにSOLIDEMOと「四季」をセッション。曲の最後ではアカペラで歌い上げ、観客もその歌声に聴き入っていた。そのまま「Forever Memories」をCOLOR CREATIONと歌い上げた。

 そして、韓国出身の音楽グループMYNAMEと「Long Road」を披露。ジュンQがラップで会場を盛り上げていく。続けて4人組ダンス&ボーカル・ガールズグループのFAKY(フェイキー)と「Feel The Fate」で共演。サビのダンスパフォーマンスを全員で合わせ、パワフルで楽しげなステージを見せた。

 千葉は「濃いステージだった」と振り返り、緒方は「こういう形で僕らの曲を歌うことはなかなか無いのでそれぞれ帰っても思い出して楽しんで欲しい」と語った。

 「最後に皆さん、一緒に駆け抜けてくれますか?!」と緒方が呼びかけ、「Put your hands up!!!」をパフォーマンス。さらに、アッパーな「Touch The Sky」で会場のボルテージも最高潮に。

 緒方は「本当に色んな人たちの力があって今日を迎えることが出来ました、ありがとうございました」と感謝の気持ちを述べ、最後はダンスクルーのGANMIと「New World」を披露。キレのあるダンスパフォーマンスで締めくくった。

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