元乃木坂46の深川麻衣が22日、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの山下健二郎とともに、都内おこなわれた、映画『パンとバスと2度目のハツコイ』の完成披露試写会に登場、映画にちなんだトークの中で、初恋の思い出などを語った。この日は今作でメガホンを取った今泉監督と、主題歌「Pazzle」を歌ったLeolaも登壇した。

 『パンとバスと2度目のハツコイ』は、結婚に踏ん切りがつかない“恋愛こじらせ女子”と、彼女の初恋相手との恋愛模様を描いたラブストーリー。ヒロインの市井ふみ役を深川、ふみの初恋相手・湯浅たもつを山下が演じる。また、今回映画の主題歌「Puzzle」を、Leolaが楽曲提供、歌唱している。

パンにチョコレートで顔の表情を描く深川

 あいにくの大雪に見舞われたこの日にもかかわらず、大勢のファンが会場を埋めたこのイベント。深川は「公開までついに1カ月切ったので、自分にとっても大切な作品がみんなに届けば。みんなの感想も早く聞きたいです!」と開口一番、公開が待ちきれない様子。

 そんな深川の撮影時の印象を、山下は「そのままの感じでしたね。全然イメージ通りというか。役にすごく合っていたので、役中の感じと撮影オフ時の感じが一緒で常にリンクしていた印象でした」とコメントする。

 この日は映画にちなみ、自身の初恋を尋ねられた深川は「小学校1年生から6年生まで同じ子を好きでした」と自身の初恋を告白。さらに「小学校2~3年の頃、ウサギの消しゴムが3つ入ったセットを突然もらって、それが嬉しくて。勉強机の鍵がかかる引き出しの中に収めて、たまに出しては眺めていましたね」とエピソードを語るも「その後は特に告白もせずに終わりました」と淡く切ない思い出を明かしていた。

チョコレートで顔の表情を描いたパンを見せる深川

 深川が演じるふみは、パン屋の店員という設定。今回は本物のパン屋で撮影をおこなっており、その店主に実際に仕込みなどからレクチャーを受けたという。もともと学生時代にバイトをしていたことでレジ打ちについては「経験が生きた」と語る一方で「教えていただかないとわからない速さとかこつがあって、そこは難しかったです」と振り返る。

 そしてこの日は劇中で披露した、熊の顔の形をしたパンに、チョコレートで顔を描く実技を実演。「大丈夫かな?」などと語りながらも、特技の似顔絵などの技術を生かし、見事に完成。思わず山下も「完璧や!」とコメント、そのできばえを満面の笑顔でファンに披露していた。

 なお、劇中で販売されていたこの「くまさんパン」は、2月10日より期間限定で東京調布のベーカリー&カフェ「ルパ調布店」にて実際に販売される。【取材・撮影=桂 伸也】

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