上映前トークイベントに臨んだ玉山鉄二、深川麻衣、柴山健次監督

 玉山鉄二、深川麻衣、柴山健次監督が、東京・調布市内で開催の映画祭『映画のまち調布 シネマフェスティバル2022』会期中の26日、映画『今はちょっと、ついてないだけ』(4月8日公開)先行特別上映上映前トークに登壇した。伊吹有喜さんの同名小説が原作。シェアハウスと自然を舞台に「心が本当に求めているもの」を見つけ出そうとする大人たちの姿を描く。

 かつてスターカメラマンだった主人公の立花浩樹を演じる玉山鉄二は「閉塞感のある世の中で1回失敗すると次のチャンスが巡ってこないのではないか、リスタートを切るのが怖いという社会構造になっているなかで、ゆっくりポンと背中を押してもらえるような作品になっている」と紹介。

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 浩樹のシェアハウス仲間の一人、瀬戸寛子を演じる深川麻衣は「人に言いたくない後悔や、あの時ああしておけばよかった、あの道を選択すればよかったと人それぞれあると思いますが、どんな選択もこれで良かったと、遠回りしたからこそ見える景色があると気づかさる話。登場人物に共感して頂けたら、少し視点が変わると思う」と伝えた。

 その深川麻衣。司会者から作品のテーマに絡めて「最近、ツイていないんですがアドバイスを」と求められ「今はちょっとツイていないだけど、これから右肩上がり!」とエールを送ると、「優しい~」という言葉が飛んだ。

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