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 “うたのお兄さん”横山だいすけが、ディズニー/ピクサーの最新作『リメンバー・ミー』(3月16日公開、ウォルト・ディズニー・ジャパン )の日本版声優に決定した。主人公ミゲルのお父さん役の声を演じる。=写真(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.=

 映画は、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描く。第75回ゴールデン・グローブ賞で作品賞(アニメーション部門)を受賞し、現在30以上の映画賞を総なめし、本年度アカデミー賞の最有力候補作品ともいわれている。

 その日本版声優として、先日発表された藤木直人と松雪泰子に続き、主人公ミゲルのお父さん役に“うたのお兄さん”として日本全国の子供から大人まで、広く親しまれている横山だいすけが決定した。

 本作はミュージシャンを夢見る少年ミゲルがカラフルな“死者の国”に迷い込み、そこで出会った<家族が恋しいガイコツ>のヘクターと冒険を繰り広げる感動作。今回、横山が挑戦するのは、ミゲルの夢に理解を示しながらも、“靴職人”として代々続く家族の伝統を受け継いでもらいたいと願っているミゲルのお父さん役。

 出演が決まった横山は「小さい頃からディズニー作品が大好きで、いつか関わることができたらいいなと言い続けてきたので、決まってから楽しみでしょうがなかったです!」と喜びを語った。

 また、声優挑戦については「自分ではない誰かを演じるにあたり、“間”が違うといいますか…。“どう話せばいいんだろう”、“どうすればパパのようになれるのだろう”、とすごく悩んだり、非常に勉強になりました。それが自分の引き出しになって、これから色々な歌や演技をする中でどんどん活きて来るのではないかと思ったので、本当にいい経験をさせていただいたなと思います」と語った。

 映画のテーマである“家族”について「僕の“家族とのつながり”は、まさにうたのお兄さんになるときの家族の応援がやはり一番大きかったです。音楽を学んでいたとき、僕には妹と弟がいるのですが、応援してくれましたし、親も『自分の好きな事を頑張っていきなさい』と応援してくれたので、家族が応援してくれた分、僕も頑張ろうと思えました。それがあったからこそ自分が 9 年間、うたのお兄さんをやっていく中で音楽と家族を大事にしていきたいと思いました」と当時を振り返った。

 最後に「この作品を知って、音楽を通して繋がる家族の姿というのをすごく感じました。僕もうたのお兄さんとして、まさに映画の中で大切にしているもの、音楽を通して家族が繋がるという事を大切にしてきました。そんな僕がとてもお勧めできる作品です! 家族みんなで見に行って貰えたら嬉しいなと思います」と太鼓判を押した。

 ディズニー担当者は起用理由について「日本全国の子供から大人まで、幅広い層から大人気の横山さんであれば、<音楽禁止>という厳しい家族の掟の中で、夢を追おうとする主人公ミゲルに厳しくも、理解を示そうとするやさしいお父さんの心境を表現していただくことができ、また音楽が重要なモチーフとなっている本作で、横山さん自身が日ごろから音楽と家族の絆を大切にしているということで、オファーをしました」と述べている。

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