及川光博とキャイ~ン天野、永宝千晶

 俳優・歌手の及川光博と、お笑いコンビ・キャイ~ンの天野ひろゆきが14日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で開かれた、映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』カウントダウン点灯式イベントに登場。『スター・ウォーズ』の思い出や新作への期待などを熱弁した。またこの日は、日本語版声優を務めた永宝千晶も登壇した。

及川光博とキャイ~ン天野

 映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、SF映画の金字塔『スター・ウォーズ』シリーズの、新3部作の第2章に当たる作品。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の続編ストーリーが描かれる。前作に引き続きデイジー・リドリー、ジョン・ボイエガやマーク・ハミルらが出演。レイがルーク・スカイウォーカーから知らされる真実や、ダース・ベイダーになろうとするカイロ・レン、レジスタンスたちの新ミッションなど、大きな見せ場となるエピソードが盛り込まれている。この日は新作公開に先駆け12月14日に先行上映をおこなうため、その記念日に向けてのカウントダウン開始のボタンを及川らが押した。

 記念すべき第一作公開から40年間来のファンだという及川と天野は、最初から「仕切ってもらわないと、多分(トークが)止まらない」と最初から乗り出し気味にトークを開始。「スターウォーズ好きに悪い人はいない。幼少時代から善と悪、光と闇について考えて育ってきた我々ですから」「フォースという言葉が、70年代に“利力”と訳され、なんのこっちゃと思っていた」「やはりメカニックのデザイン。前回の『スター・ウォーズ/フォースの角錐』からわかる通り、Xウィングやスター・デストロイヤーとか、70年代にデザインされたものが、今でも色褪せずに。これはもう芸術、文化だと僕は言いたい!」と、天野とともに及川はその魅力に対して熱弁をふるう。

 一方『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』からの“新参者”的な永宝は「収録が始まるというときに一気に見まして…」とスターウォーズ観覧の経緯を告白すると、及川は「どういう順番に見た?」と突っ込み。さらにそれを自分で照れながら「飲み屋で(見る順番を)語っているオジサンって、嫌じゃない?」などと自分でフォローし、笑いを誘う。

及川光博

 またこの日はこのストーリーの展開に関し、二人が様々な期待を巡らせながら、ストーリーの予想を語ると、ふと及川は気づいたように「もしかして千晶ベイベー、すべて知っているのか?」と詰め寄り、さらに会場を沸かせた。

 そして、本作に対し新たな真実が明らかになるという期待を込めて「秘密にしていた自身の、衝撃的な謎」をたずねられると「僕らの真実を聞いても、へ~となるだけだと思います」と言いながらも及川は「夜寝るときはパジャマでなく、スター・ウォーズのTシャツです。Tシャツ着て寝てるよ、ミッチは。終わり。寝室のごみ箱は、R2-D2。上川隆也にもらった」などと半ばやけくそ気味コメントしながら、会場の拍手を受ける。

 続いて天野が「この前、(キャイ~ンの相方の)ウドちゃんがこの辺(左肩口あたり)にイボができて、心配になって病院に行ったら『このイボは、老人性のイボですね』と言われまして。老人化が急に進んでいますね」などと明かし、会場に爆笑を呼んでいた。

 なお、TOHO日劇は来年2月上旬で閉館予定となっており、本作は最後の『スター・ウォーズ』シリーズ上映となる。【取材・撮影=桂 伸也】

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