GLAY・TAKURO、TERUに無茶ブリ 24時間マラソン参加を煽る
先行試聴会に出席したGLAYとつるの剛士、インスタントジョンソン・じゃい
ロックバンドのGLAYが10日、都内の映画館で、14thアルバム『SUMMERDELICS』の先行試聴会を実施。合わせておこなわれたトークイベントに登場。TAKUROはニューアルバムの楽曲でTERUと共作した際の解せない思いなどをTERUにぶつけ、笑いを誘っていた。
約2年半ぶりとなるGLAYのニューアルバムは、作詞/作曲に対し、メインコンポーザーのTAKUROだけでなく、TERU、HISASHI、JIROも参加。ドラマ、アニメなどのタイアップも満載の作品となっている。
全員参加のコンポーズに対してTERUは「自信につながりましたね。今までTAKUROがやってきたことを僕らが経験することによって『こんなに大変な思いをしてシングル曲を書き上げてきたんだ』と考えると、リーダーとしてのTAKUROを尊敬するし、またこれを機に違うシングルを書いてみたいなと思うし」と改めて振り返った。
対してTAKUROは、90年代に自分がシングル曲を書いていたころに、事務所の社長からある日、10日後にいきなりレコーディングを言われ、苦しみながら曲を書いていたことを振り返り「あの時の苦しみをいつかメンバーにも…と思ってあれから10年、ようやくですよ」と冗談っぽく語る。
一方、今回アルバムに収録されている楽曲「the other end of the globe」(テレビドラマ『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』タイアップ)は、クレジットとしてはTERUとTAKUROの共作になっているが「(TERUが)途中まで書いたはいいけど、歌詞とともに台本を俺に投げて『あとは宜しく!』って」と逃げられたというエピソードを告白。
そんなTAKUROに対しTERUは「ある程度までできていたんですけど、ドラマの話をいただいて『これはやっぱりTAKUROの詞が欲しいな』と思って」と語ると、司会のつるの剛士から、近日TERUがゲーム「ファイナルファンタジーXIV」にハマり、ゲーム関連のつぶやきが多いと騒がれていることから「違うでしょ! ただ『ファイナルファンタジー』がやりたかっただけじゃないの!?」とツッコミを入れられ、笑いを起こした。
TERUはその言葉に少し焦った表情をしながら「人生の重みを詞で書き上げられるのはTAKUROしかいないなと思っているんです。自分の詞はどちらかというと、夢や希望というのが多くて」と素直な返答をするが、「そういうことを居酒屋で言われ『じゃあ頑張ろうかな』ってまんまと」とTAKUROにオチをつけられる。
そんなこともあってか、北海道マラソンのテーマ曲として使用されている「ロングラン」について話が及んだ際に、TAKUROはそのコラボがTERUからマラソン関係者に話がつながったという経緯から「多分オリンピックぐらいまでには、TERUさんはエントリーするんじゃないですかね? もしくは今年の24時間マラソンに」と逆襲。さらに「DAIGOくんに聞いたけど、本当に知らされないらしいよ、テレビの本番中にどうですかって言われたら、絶対断れないよな」と追い打ちを掛ける。
するとTERUは笑顔で絶句しながら「いや、来ないでほしいですね。断ってほしい!」と拒否。しかしTAKUROはなおも「(オファーを)受けてほしい! 武道館で待ちたい!『サライ』を歌いたい!」と煽り、爆笑を誘っていた。(取材・撮影=桂 伸也)