元SMAPの木村拓哉が28日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』に出演。昨年限りで解散したSMAPについて、司会の黒柳徹子が単刀直入な質問を繰り出し、その人柄にネット上では称賛の声が挙がった。

 この日の放送にゲスト出演した木村。黒柳は冒頭、「あなた、色々大変でしたね。その後どうなったんですか?」と、いきなり昨年末で解散したSMAPの話を切り出した。

 あまりにも直球過ぎる質問に木村は驚き、「その後どうなった?」と苦笑いしつつ、「どうなったというよりかは、常に全力で、自分はもうやるしかないので。ブレず、やって行きたいなと思ってます」と真剣な表情で語った。

 黒柳はさらに、「世の中大変でしたね」とし、スポーツ紙の一面にもSMAP解散に関する話題が取り上げられたことに言及。そして、「みんなと会った時に、なんてことはないの? 普通?」と切り込み、木村は「全然、ベタベタな関係ではないので」と応じた。

 そして、黒柳は自身がフジテレビ系で放送されていた『SMAP×SMAP』のコーナー「BISTORO SMAP」に出演した際のことを持ち出し、「あんまり私語がないような感じがして」との印象を持ったことを振り返り、木村はこれに相槌を打った。

 続けて、黒柳は「仲が悪いとか言ってるんじゃないですけど、もっとベタベタしてるのかなと思ってたら、全然なく」との記憶を掘り返すと、木村は「逆にベタベタしてたら怖いですよね。20年以上一緒にいる奴らが。結果、25年ですかね。家族よりも全然」とし、長い期間を過ごしてきたSMAPメンバーとの関係性について語った。

 そして、黒柳は一人になってからの心境について尋ねた。木村は「以前はこう、ちょっと大きめの船で、自分が力を抜いていたりとか、手を放していても、ガアッと進んでいたような気がするんですけど、誰かが漕いでたので」とSMAP時代を振り返りつつ、「今は完全に単体の船になって、自分が漕ぐのをやめたら進まなくなる」との気持ちがあることを語っていた。

 黒柳からは「寂しくないですか?」と重ねて尋ねられたが、木村は「現場に行けば、一緒に取り組んでくれる」共演者やスタッフがいることに感謝している様子だった。

 この黒柳の単刀直入な質問は、ネット上でも大きな反響を呼んだ。ツイッターなどSNS上には「徹子さんが知りたいSMAPの事を純粋に聞いたんだろうね」「黒柳さんのおおらかさを分けて欲しい」「徹子さんのお人柄には尊敬いたします」などと、黒柳のピュアな人柄に称賛の声が寄せられている。

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