嵐の櫻井翔は10日、自身がキャスターを務める日本テレビ系『NEWS ZERO』のなかで、引退を発表したフィギュアスケートの元世界女王・浅田真央さんに労いの言葉を送った。

 2014年2月に開催されたロシアのソチ五輪で、日本テレビのスペシャルキャスターを務めていた櫻井。浅田さんの引退発表を受けてコメントし、「私もそうですけど、おそらく多くの人の記憶に強烈に残っているのはソチの一番最後のフリーの演技かなと思うんです」と切り出した。

 実際に会場で浅田さんの演技を見ていたという櫻井は「最後に天を仰いで、細かく震えながら、肩を震わせる。万感の想いを込めた鬼気迫る演技というんでしょうか」と、今なお眼前で浅田さんの演技が披露されているような面持ちで当時を思い返した。

 そして、「それが本当に脳裏から離れないですね。まさにすごいものを見たなというような印象でした」とし、当時抱いた衝撃と興奮を率直に伝えた。

 また「印象に残る、記憶に残る、浅田選手の演技というのはまだまだ見たいなっていう思いがある」との心境も伝える。ただ、その一方で、「ケガとの戦いというのも長いことあったと思いますし、この決断は、当然簡単な決断ではなかったと思います」と浅田さんが出した決断を見守っている様子。

 そのうえで、「まずは本当にお疲れ様でしたということを申し上げたいですね」と言葉を締めくくり、浅田さんの現役生活に敬意を表し、労いの言葉を寄せた。

 浅田さんは10日に自身のブログで現役生活にピリオドを打つことを発表。「このような決断になりましたが、私のフィギュアスケート人生に悔いはありません」とコメントを寄せ、この決断は「人生の中の1つの通過点だと思っています。この先も新たな夢や目標を見つけて、笑顔を忘れずに、前進していきたいと思っています」と心境を綴っている。

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