嵐の櫻井翔が、2日放送の日本テレビ『news zero』に生出演。故ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐって同日開かれたジャニーズ事務所の会見を受けて見解を述べた。

 会見では、ジャニーズ事務所は被害者への補償だけを行う会社とし、新たにタレントのエージェント会社を設立するとの発表があった。

 エージェント会社について櫻井は「自由度、選択肢が増える一方で責任も増える。ポジティブな面もありつつ新たな形なので不安もあると今日現在では感じている」とした。

 事前に説明があったとも明かした。「事務所で嵐のメンバー5人揃って説明を受けました。その時は大きな枠組みの説明に留まっていて、個別、具体的なスキームはこれから進めていくという段階でした」

 エージェント契約については「新会社と株式会社個人会社との契約なのか、新会社と株式会社嵐、グループの契約なのか、その両方なのか、全ての選択肢をテーブルに載せてじっくり考えていかなければならない。そういった意味でここ最近密にメンバーとも連絡を取っています。相談しながら5人で考えていきたい」とも述べた。

 また、会見では、ジャニーズ事務所は補償を終えた後で廃業する方針とも明かされた。これについては「何よりも被害者の事を考えればジャニーズという名前との決別は絶対に必要と考えていました」。

 ただ「20年以上所属している身ですので、会社を廃業するインパクトはありました」とも。しかしながら「以前、再発防止特別チームが提言されていた解体的出直し、加えて性加害は絶対に許さないこと、被害者の方を思えば他の選択肢はなかった」と見解を示した。

Photos

none...

記事タグ