ステージのスモークの量がすごくて
荒野政寿 ステージでスモークを使った関係で、しょっぱなから加藤ひさしさんがステージで迷子になる事件が起きたそうですが。
加藤ひさし これはポッドキャスト(「池袋交差点24時」)でも言ったんだけど、ステージはスモークが凄くて、コータローの足下のエフェクター・ボードとかも見えないくらい真っ白で。で、俺はステージ真ん中のマイクの所に行けばいいなと思ったら、俺のマイクがないんですよ。コータローのマイクが自分のだと思っちゃって、そこに行ったらマイクスタンドが(ギタリスト用に)曲がってたんだよね。あ、これは違う!って思って。
古市コータロー でも何度も言うけど、打ち合わせしてたよ。
加藤ひさし それがね〜。
古市コータロー 普段から人の話聞いてないじゃん(笑)、それが出たよ。舞台監督の言うことは聞こうよ!
加藤ひさし そうだね(笑)。
古市コータロー 自分から言ったんだよ、“どうせハンドマイクだからスタンドは後ろに下げといて欲しいな”って。
加藤ひさし 言った、言った。“「愛ある世界」はハンドマイクで歌うから、マイクスタンドを後ろに置きに行くのはかったるいんで、ドラムの前に置いといて”って。今思い出した(笑)。
古市コータロー 横で、“いつもと違うことやんない方がいいのになぁ”って思ってた。
加藤ひさし 言ってくれればいいのに。
古市コータロー 時すでに遅しで。
加藤ひさし あの瞬間が一番恐ろしかったね、俺は。だって自分の歌うマイクがないんだもん(場内爆笑)。口パクかよって。
荒野政寿 でもそれ以外は、特に大きい事故もなく。
加藤ひさし そうだね、ちょっと楽しくなっちゃって。楽しすぎると人間ダメだね、「僕の時間機械」の歌詞を間違えたし。それはそのまま活かして、間違ったままBlu-rayに入れます。
古市コータロー そうしてよ。
加藤ひさし 修正はできるんだけど、みんなも覚えてるし、つまずいたままにしようかなと。それも含めてあの日の出来事だから、まぁそういう所も見られるかな。
荒野政寿 コータローさんもスモークで(エフェクター・ボードの)ペダルが見えなかったって言ってましたけど。
古市コータロー だからリーダーがマイクを見失ったように、俺もなかなか踏めなかったですよ。でも見えないのはあらかじめ分かってたからさ!
加藤ひさし なんで威張るんだよ(笑)。
古市コータロー 説明したよ。スモークも最初は重いのを仕込んだから見えないよって。
加藤ひさし でもあんなに見えないとは思ってなかった。
古市コータロー スモークは重いからなかなかひかないんだよ。
荒野政寿 今日はPlayerさん監修の『THE COLLECTORS GearBook』のイベントが先にあったところで。
加藤ひさし 夕方やってきました。