元AKB松井咲子が奏でた「世界に一つだけの花」に感動の声
「TEPPEN」の頂点に返り咲いた元AKB松井咲子
元AKB48松井咲子(26)がピアノ演奏したSMAPの「世界に一つだけの花」が話題だ。13日放送のフジテレビ系『芸能界特技王決定戦 TEPPEN 2017 冬の陣』で、松井咲子が昨年限りで解散したSMAPの「世界に一つだけの花」をピアノ演奏した。あくまでもピアノの演奏技術を競うものだが、その旋律に、ネット上で感動の声が続々と挙がった。
ピアノの「TEPPEN」を決める決勝大会1stステージを勝ち進んだファイナルには、松井の他、モデルの村上奈菜、アイドルの山口めろんが臨んだ。
松井がファイナルで選んだ「勝負曲」は、SMAPの「世界に一つだけの花」。松井は優しく、時に激しく鍵盤を弾き、しなやかに動く指先も含め、様々な感情を表現するように演奏し切った。
演奏後に、このステージの緊張感を口にした松井。ただ、「私自身がすごくこの曲に励まされてきた部分がたくさんあったので、今日は色んな気持ちをこめて演奏できたんじゃないかなと思います」と「世界に一つだけの花」に込めた自らの思いに言及。最終的に松井は見事に優勝し、「すごくうれしいです」と喜びを伝えていた。
「世界に一つだけの花」は、昨年限りで解散したSMAPの代表曲。昨年1月に始まった解散騒動に揺れ動く中、SMAPファンを中心に“花摘み”と呼ばれるCDの購買行動が起き、その中心的な楽曲を担っていた。
昨年12月、購買行動の目標値とされていた売上枚数300万枚を突破。12月10日放送のテレビ朝日系『SmaSTATION!!』では、MCの香取慎吾が花をあしらったスーツを着て、その日のゲストだった女優の米倉涼子も花柄の衣装を着用するなど、言葉なき祝福の演出だとして、SMAPファンを中心にネット上で大きな反響。12月26日放送のフジテレビ系『SMAP×SMAP』で、SMAP5人が最後に歌唱したのも「世界に一つだけの花」だった。
松井のピアノ演奏を視聴した人は、感動に包まれている様子だ。
ネット上には、「松井咲子さんの世界に一つだけの花のピアノ聞いて泣きそう」「このタイミングで世界に一つだけの花はダメだ」「SMAP解散したのもあってジーンときた。松井咲子さんありがとう」「世界に一つだけの花はやっぱり美しい曲だと感じて涙が勝手に流れてきた。ありがとう」などのコメントが続々と投稿され、松井が「世界に一つだけの花」を勝負曲に選び、丁寧かつ気持ちをこめて演奏し切ったことに感謝の声が寄せられている。
なかには「SMAPの5人が歌ってる姿が見えた演奏で本当に感動しました」との声も。SMAPが解散し、まだ悲しみに包まれている人も多い中で、松井が奏でた「世界に一つだけの花」の旋律は、ファンの心に大きな感動をもたらしているようだ。