INTERVIEW

松井咲子

咲子の妄想ポイント!:2nd写真集「delusion」発売記念


記者:木村武雄

写真:木村武雄

掲載:22年08月01日

読了時間:約4分

 松井咲子が、2冊目となる写真集『松井咲子2nd写真集delusion』(KADOKAWA)を発売した。前作から約1年半でのスピードリリース。「すごく嬉しかったです」と気合十分で臨んだ。『20代最後の妄想』をテーマにした前作に対して『30代最初の妄想』を掲げた本作は、大人の色気を感じさせる大胆なカットが満載。「ぜひ妄想して楽しんでほしい」とほほ笑む松井に本作をより楽しむための「妄想ポイント!」を教えてもらった。【取材・撮影=木村武雄】

大人な咲子

――2冊目が決まった時の心境は?

 本当にうれしかったです。そして驚きもしました。前回の1st写真集『咲子』の発売から1年半ほどしか経ってないんですけれども、この短いスパンで2冊目を出させていただけるということが本当にありがたく思います。幸せです。

――前作が反響が大きかっただけに、読者の今作への期待も大きかったと思います。

 前作が「20代最後」の年に撮影して、今回が「30代最初」の撮影なので、前回よりもより大人な雰囲気が出せているんじゃないかと思います。まだまだ見せたことのない私の姿がたくさんありました。衣装も、すごく大人な雰囲気のランジェリーだったり、挑戦したことのないコスプレもありました。ガラッと雰囲気の変わった衣装やメイクを用意していただいて、そこも楽しんでいただけるかなと思います。やっぱり大人の雰囲気の衣装だったり、そうしたシチュエーションが多かったので、笑顔がたくさんあった前作と比べたら、またちょっと大人な表情などしっとりとした雰囲気になってるのかなと思います。

――チャイナ服もそうですが、美脚が際立っています。

 嬉しいです!脚が強調され映える衣装が今回たくさんありました。そういうところも見ていただけたら嬉しいです。日常的にも短いスカートを履いたり脚を出して歩くことも少ないので、この写真集でしか見られない姿かなと思います。

――そんな咲子さん、この写真集をより楽しんでいただくための「妄想ポイント」を教えて下さい!

 見てくださる方にはいろんな妄想をしてほしいですし、妄想エッセイも書かせていただきました。紹介したいと思います!

松井咲子

咲子の妄想ポイント

 妄想ポイントその1はこちらです。大人の雰囲気の場所で撮っているカットなんですけれども、実際にお酒を用意していただいたんです。私はBARに行ったことがなくて。自分の中でBARは大人の男女が出会う印象があって憧れみたいなものがあります。グラスが2コあって、「初めて会ったあなた」との出会いの場みたいな、隣にいたら「咲子さん!」、隣を見たら「咲子さん!」みたいな感じで楽しんで欲しいと思います(笑)。

 妄想ポイントその2はこちらです。ジャジャーン!この浴衣、そして白のランジェリーのカットなんですけれども、注目していただきたいのはこちらです。障子の隙間から「覗いちゃった」みたいなちょっとした罪悪感というか背徳感みたいなものを感じてもらいつつ(笑)。きっと写真のなかの私は「着替えるから開けちゃダメだよ」って鶴の恩返しみたいなことを言ってると思うんです。なのに「開けてみちゃったあなた」、そして「気付く咲子」みたいに。そんな事を妄想して楽しんでほしいと思います。すごく恥ずかしいけど…やっぱり開けちゃったから。「着替えるから開けないで!」って言ったのに開けちゃったから(笑)

 そして、妄想ポイントその3は温泉です!個人的にもすごく好きなカットです。初めて付き合って初めて行った旅行での「ドキドキ…混浴…タイム」。あっちょっと待って!私ヘンなタイトル付けちゃった(笑)。でも、そんな感じで「お待たせ!」って出てきたニコニコ咲子ちゃんという感じで見てほしいです(笑)。私自身、温泉がすごく好きですし、温泉での撮影っていうのも初めてだったので、本当に素の表情というか、いい意味で飾っていない普段通りの私というか。撮影だからといって決めた表情というよりかは、多分本当にもし混浴をするようなタイミングがあっても私こういう顔するんだろうなっていうちょっと嬉しさとワクワクと恥ずかしさみたいなものが混じり合った表情なのかなと。ちょっとリアルな感じがしてお気に入りです。

ボリュームアップ!

――改めてみなさんにメッセージをお願いします。

 前作よりも、サイズ感も中身も、そして露出もボリュームアップということで、より大人な雰囲気に仕上がっていると思います。温泉や旅館のシーンは「咲子さんとこんなところに一緒に行ったっけな」と思っていただいたり、「これから咲子さんとこんなところに行ってみたいな」とか、そんな皆さんなりの妄想をしながらこの1冊を楽しんでいただければなと思います。ぜひ、ぜひ、ぜひチェックしてみてください。よろしくお願いします。

松井咲子

(おわり)

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